「その時々にふれた問題」

     

テーマ:【経営理念】・【21世紀の課題】・【国について】・【菓子の歴史】・【夢の国について】・【未来について】・【本能】・
     【発達課題】・【地産地消】・【都市の変化
・【地域社会】・【生命の歴史】・【食料自給
  このコーナーでは「その時々にふれた問題」を日記風にまとめてみました。
  ※このコーナーは宝島電脳店にご来店いただいたお客様に対する宝島からの一方通行のメッセージです。
  ※ただし、当コーナーの各内容に対するご意見、ご要望等についてはお聞かせいただくと大変参考になりますので、
    次の別途メール にて、ご連絡いただけましたら幸いです。
     
平成28年11月24日(木)

「リフォーム及び店舗改装」
について




 本年3月から8月初旬まで、家屋のリフォームと店舗改装を実施しました。
実施の要因は主に次の三点でした。  第一点は2階ベランダが雨漏りして、1階の
店舗部分に漏れ出したこと。  第二点は店舗拡張に伴い、2階部分に移動していた
風呂等の「水回り部分」の老朽化により、1階への再移動の必要性に迫られたこと。
第三点は床のすり減りを中心とする店舗部分の老朽化による改装に迫られたこと。
 そして、改築・改装に取り掛かったのですが、長年の生活及び営業の垢が溜まり
その処分・処置をしなければ工事にかかれず、業者の方には大変な協力をいただき
ました。  さらに、大量の電気・電話・音声・映像・電波等のケーブルが工事を妨げ
るため、事前の再配線に必死でした。 業者の方は「他の工事現場にも行かなければ
ならないので、工事が遅れてすみません」と言われましたが、当方ではむしろ有難い
限りでした。  6月に入り、厳暑を迎えた頃、店舗用のクーラーが壊れました。
時期が時期だったので、長期の休業も覚悟しましたが、流石にダイキンさんですね。
1週間もたたない間に新規導入出来ました。  暑さをはじめ、工事には数々の難題
がありましたが、その都度クリアしてもらいました。  リフォーム会社(京阪ホーム)
大工さんを中心とする職人集団の連携は見事でした。  そして、リフォームという
のは、ドラマを制作する過程に似て、アラスジはあるものの、目的に向かって途中
変更は様々にあり、その都度、施主と業者のコミュニケーションが有効である事を
実感しました。  工事期間中も水・木曜日の定休日を除いて営業していましたので、
この間にご来店いただいたお客様には通路が狭かったり、商品が出せていなかった
り等のご迷惑をおかけしましたが、この場をかりてお詫び申し上げます。
 ともあれ、8月にリフォーム工事は終わり、秋の遠足シーズンを乗り切ってホッと
しているところですが、通路に資材や商品が残っています。  これが片付く目途は
今のところ立ってはいませんが、処分価格等で少しづつ片づけていく予定です。
店舗改装後のお客様の評価では「きれいになった」は当然として、「狭くなった」と
「広くなった」という意見が相半ばしています。  これは前者が「エアガン」と「TV
ゲーム」関係のコーナーを縮小したのと、後者が「お菓子」コーナーの商品を大幅
に増やしたことによる、購買目的の違いによるものと推察しています。
 リフォームの常として、理想に近づけるため、予算をオーバーし、今後厳しさが
求められますが、反面、長期に営業を続ける条件を突き付けられたとも言えます。
 「今後もお客様に愛される店として努力しますのでよろしくお願い申し上げます」
平成26年1月2日(木)

「店内DVD」作成について




 久方ぶりの本欄更新になります。 約3年間、当店でもまた世間でも、何もなかつたわけではありませんが、当方の誠に勝手な意向により、DVD作成作業を優先させていただきました。 具体的には「宝島電脳店のホームページ」を中心としたメッセージと、各月、各季節の社会催事や社会行事の解説を「店内で流すBGM」として作成しようとしたものです。 経営理念や取り扱いの各商品に対する思い入れ、そして「季節の移ろい」とともに変わってくる商品や消費ニーズが、どのような「自然と社会背景」と絡まってくるのか? について、映像と音声によってまとめ、来店されるお客様と「一瞬だけでも共通の時を過ごせたら・・・」、という思いで作成にとりかかりました。 当店ホームページの原型はあるし、映像写真もホームページ用原材料も大量にストックされているので、1シリーズあたり半月もあればまとめられ、電脳店の各国と各月を合わせても、20シリーズとして合計1年もあれば作成できるであろうという目算のもとに、DVD作成に取り掛かりましたが、実際には3年たった未だに未完成です。 「正月社会祭事」のDVDがやっと12月中旬に出来上がったと思ったら、遅くとも1月15日以後には「正月用DVD」は流すことができません。 その時には当店の「各シリーズ」のDVDを流す予定にしていますが、その間にも、この時期の社会行事であり、私たちの顧客層にとっても重要な社会行事である、「試験」とそれに伴う受験勉強、節分、バレンタインデーと続きます。 特に受験勉強に関しては、対象の人たちと何らかの言葉を交わし、祈念することが多くあります。 幼少の頃より来てもらっていた人たちが真剣の場に臨んでいる。 それを確認するだけでも、私たちはこの国に明るい希望がもてます。 そのつながりの材料の一環として「1・2月のDVD」は早く完成したいと思います。 DVDの制作には早朝3時または4時頃から取り掛かって、営業時間中もこれに費やする時間もありますが、他の業務を飛ばすこともしばしばです。 Xmas用品、花火などの季節用品の展示は2年連続で飛ばすか、または申し訳程度の展示にとどまりました。 当然当店ホームページの更新も満足には出来ていません。 期待していただくお客様には大変ご不満であろうと思いますが、申し訳ありませんがもうしばらくご猶予をください。 DVD情報を集めていけば行くほど、季節に合わせたこの国の催事が、世界の季節祭事と、その表現方法は違いますが、その動機と理念が、なんと似た経緯をたどっていることか。 そして、生きる知恵と、生きる喜びを伝えていることに感動させられます。 そして、物資の豊富に出回る今、自然や社会に感謝したり、思いを馳せる機会が少なくなり、やがて天候不順、社会機構不順などにより、物資不足の社会を迎えた時に、過去の同様の時代を過ごした人たちが、「どのような思いで時をすごされたのか」ということの一環でも伝えられたら、という思いで、もうしばらくDVDの制作を続けます。
平成22年12月2日(木)

「職業」について





























 11月中旬に恒例の地元城南中学校2年生4名による「職業体験」がありました。
当店においても、今の中学生が数年先には出会うであろう職業社会をどの様に理解し、
そして今を生きようとしているのか? テーマを絞り込んで接する大変良い機会なので
じっくり対応させていただきました。 それに先立って「職業」という漠然とした概念では
それぞれに受け取り方がバラバラになってしまい、目的・方向が定らないので、例年の
とおり
「職業とはどんなものであるか?」ということを考えてくるよう宿題にしました。
 『職業という言葉は一般社会においても、この当たり前に使われていて、その社会や
個人の性格付けを多分に表わす言葉が、きわめて曖昧に、しかし便利に使われていま
す。 勤務先(会社員・公務員・自営など)をイメージされる人もいるでしょう。 その役職
をイメージされる人もいるでしょう。 その職務内容(営業・製造工務、事務、店員など)を
イメージする人など各種各様ですが、職業は「
食べるため」に働くものという漠然とした
概念では大体が一致するようです。 この「食べるため」「生きるため」に働き、そのため
の職業であるという考え方はごく当然の「
働く動機」となるのですが、そこには生きるため
に仕方なく職業につき、仕方なく労働するという、職業に対する後ろ向きの姿勢がしばし
ば感じられます。 確かに「職務=つとめ・やくめ」や「職責=仕事上の責任」という職業
を遂行して行く上での役割分担や責任がともなってくる事は悩ましいことです。 しかし
そのこと自体が私達の中での性格付けが自然になされており、初対面の人に人に職業
を聞いただけでその人の人格判断までもが為されてしまうという事も(良否は別として)
しばしばあることも事実です。 それは、この「面倒な負の側面」をどれほど乗り越えて
来たかという社会的力量をほんの僅かな情報の中から推量しようとする社会的な情報
処理の手段でもあります。  職業は「食べるため「生きるため」の手段であるとすると、
人類誕生と同時にあったものです。  まず狩猟生活では「狩人」という職業があったで
しょう。 そして栽培・農耕生活に入ると「農業者」があり、食糧が貯蔵できるようになると
富の蓄えが出来、その結果「富の再生産のための労働の分担」「富の保護の為の武力」
などの
役割分担が発生し、相互に連携する「社会」というものが発生しました。 時代が
進むにしたがって、この職業の分化、専門化は複雑になり、特に産業革命以後は工業化
、都市化が進み、ますます職業の専門化、細分化が進んでいます。 そうした産業社会
の中で私達は特定の職業を選択し、社会に存在しようとしており、皆さんも将来この産業
社会の中に入ろうとされています。  ここまで見てきてもヒントはあるものの「職業とは
何であるか?」というその本質は出てきません。 私達「宝島」は玩具・文具・菓子・雑貨
を扱う小売業で、流通業の範疇に入る業種です。 業務の主なものは「作業マニュアル
別紙」にあります。  仕事は誰が見ても面白いもの、楽しいもの、面倒なもの、複雑な
ものなど様々にあります。  これは「ある目的のために」やらなければならない手段で
あり、この先に目的があるのですが、それでもなおかつ「職業」について本質的な事は
言い現していません。   もし仕事でツライことやワズラワシイことがあったり、直ぐに
利益が上がらない、結果が出ないものがあったりしたら続けていく動機が見つけにくく
なります。  そこに自分の今関わっている職業が本来どういう意味を持つのか?という
「職業の本質」を理解する意味があります。 職種によって職務内容は変わって当り前
ですが、この「職業の本質」についてはどの業種であっても変わらないと思われます。
答えは職業体験の時に一緒に考えるとして、それまでに自分で考えてみてください。
そして、職業体験豊富なご両親と職業について話してみてください。 先生にも話して
みてください。 ただし、話した方には答えは絶対に求めないでください。 答えを得た
時点で既に自分の体験では無くなってしまいます。 どんな答えであってもその時点で
の自分であります。 そして、次の瞬間にはそれを乗り越えた自分があります。』
 以上のような「職業の本質」に関するベースを合わせる為の宿題でした。
職業体験当日の結果はというと無残なもので、結局職業というもの自体については
何も解らず、何も意見表明ができないといった感じでした。 その後の各種体験でも
説明したり、例示を出したりした作業はそのままではあるが素早く実行されましたが、
そのままでは行き詰る作業になると中断したままで、質問も出てきませんでした。
解らない事があれば聞くことが団体プレイの原則であり、初対面の人と交渉するには
自分の立場を説明するのが社会参加の第一歩ですよ、と事前に説明していましたが、
実行されなかった様子です。   14歳で社会参加は充分でないかも知れませんが、
個々の作業の潜在能力は大人に引けをとらないぐらい持っていると思えます。 しかし
社会性の面では「友達社会」に浸りきっているように見えます。  家族社会を捨てて
来たのでしょうか? 一般社会と接触を遠ざけて来たのでしょうか? それとも一般社
会が作業能力のみを重視して来たのでしょうか?  一般社会で管理運営の3本柱と
言われる「人・モノ・金」のうち、運営の主体を為すべき「人」が、自他共に「モノ・金」と
同等に意識されているからでしょうか?
 いずれにしても人と人のつながる「社会」においては「人が営む行為」が平常の風景
となっています。 その社会が必要とするモノ(サービス含む)を提供するのが「職業」
であるとするならば、時代による必要性の変化はあれ、「人が人のために営む行為」
という「職業の本質」は不変のものと思われます。 
 その「人が営む社会」という前提にたつと、異なった環境に育った、また異なった立場
にたった人たちと意思統一をしていくには、それに至る「プロセス」を説明し「根回し」を
することによって、結論に至った時点ではすでに大部分の同意が得られている「ヒュー
マン活動」が必要でしょう。 また、異なった立場同士の人格のぶつかり合いは時には
退職をも視野に入れなければならない「忍耐力」を要し、この人格的要件は「その職業
が好き、適性など」の要件をはるかに超越した「職業継続の要件」となることがしばしば
あります。  それほど「人」は「モノ、金」と同列の作業をする訳ではなく、逆に言うと
これから一般社会に出ようとする生徒諸君には、学ぶという事を通じてこの「忍耐力」を
含む「人間の知恵」を身につけていただきたいと思います。
平成22年8月30日(月)

「未来の国」更新について





ファミコン&RFスィッチ






 数年ぶりに当店HP「未来の国」を更新しました。 特に「電子機器」の各ジャンルで
は変動・進化?が激しく、IT(インフォメーション コミュニケーション テクノロジィ)=情報処理技術の
進展にともなって、日々大量の落伍者を出しているようにも見受けられます。

わずか50年程前の1958年にアナログ演算機が一般に理解されやすい様に作られた
「テニスゲーム」が、12年後の1970年大阪万博では「ゴルフゲーム」、20年後にはあの
「スペースインベーダーゲーム」、25年後の1983年には「任天堂ファミコン−CPU8bit」、
’90年には「スーパーファミコン-16bit」 ’94年には「プレイステーション-32bit」 
’96年には「任天堂64-64bit」 ’2000年には「プレイステーション2-128bit(桁)」、 
翌年
には「ゲームキューブ」 ’06年には「プレイステーション3-20GB」「任天堂Wii」。
その間に「ゲームボーイ」「PSP」などの携帯型ゲーム機が開発され、まさにゲーム
業界でも日進月歩、および広範化・巨大化がこの分野でも如実に見て取れます。
上記主要機種では国内で2000万台前後(世界では3000万台〜1億台強)の出荷台数
を誇っており、国民的認知度、経験度は抜群で、当初の演算機がゲームにより一般
認知された様に、このジャンルがデジタル技術(二進法による数値化処理技術)の理解
への一翼を担ったことは確かでしょう。  こうして先進工業社会はデジタル(数値化)
がアナログ(曖昧・感覚的)を凌駕し、未来社会をリードする思想と行動規範となろうと
しています。   そしてデータ化され、標準化が図られた「人・物」は更なる量産化に
まい進し、次への資本を蓄積します。  この循環サイクルは消費者にとっては大変
有難い「低価格化」をもたらしますが、反面近来の工業製品の多くが自分で修理不能
になりました。 この事は使い捨ての意識を強く育み、なおかつ分解して修理すること
による構造理解と、モノに対する愛着が薄れてくるという負の部分も併せ持ちます。 
ファミコンの時代にはRFスィッチというアンテナ混合器があり、若干の配線工事の必要
があったため、私たちはご家庭を訪問して取り付け工事をした事がしばしばありました。
そこでは期待に満ちた瞳を輝かせたご家族皆の姿がありました。 その姿はずっと以前
私家にステレオが入り最初のレコード音が飛び出した時に家族皆がひっくり返った記憶
にダブって見えました。  そしてこの時代にはファミコンの部品が多く供給されており、
コントローラーのゴムや基盤の破損があっても、本体やコントローラーは分解出来た為
修理が容易にできました。  たしかにゴム切れや断線、基盤汚れなどの不具合は多く
発生しましたが、その1つづつが確認・納得ができ、新しい部品を交換した時の満足した
様子が記憶に残ります。 やがて多くのゲーム機は分解不能になり、このようなコミュニ
ケーションは無くなりました。  昭和63年頃にあったミニ4駆ブームを最後として、玩具
の分野では「分解・修理・改造」といった、モノを使いこなし、モノを手の内に入れる態度
が薄れて来たことが気にかかります。 これは子供世界だけではないような気がします。
例えば自動車のバッテリーが上がってしまうと以前の様に充電して直る事はありません。
家庭用電気製品の多くが故障すると修理費が新品の価格に限りなく近くになります。
断線ぐらいはという気で分解すると小さすぎて素人の手には負えないという状態です。
たしかに産業ロボットなどの導入により生産効率が上がり人件費も削減できて低価格が
可能になったのでしょう。 それはすなわち社会の分業化、専門化を深めていく事になり
、隣の人が何に価値観を抱いて、何をしようとしているのかが分かり難い社会になりつつ
あるような気がします。   表は見えても中身はなかなか見えない理解できない。 
したがって互いに連帯感が持ちにくい社会にますますなって行くのでしょうか?
 それは企業だけに責任を押し付けるには少し無理があります。   中身を分解して
見て・理解してという態度はすでに幼児期からの発達課題にあります。 そうだとすると
物事を重層的に見るという態度を育てるには家庭・学校・そして地域社会が責任を持た
なければなりません。 それは色々な場で、色々な対象物で、はっきりしてはいるものの
ブツギリのデジタル手法に頼らない方法で・・・
 
平成22年3月1日(月)

 「国力」について






















 決算もようやく終わり、昨年度はその前の年度とほとんど変わらないことが確認出来
たのですが、本年度は年初よりかなり様子が違って、消費行動の点から見るとかなり
危機的状況を迎えているように思えます。   例年ならば正月はお年玉のポチ袋を
握りしめて当店を訪れる子供達が散見されましたが、今年の正月に関してはほとんど
見かけられず、正月早々1円玉・5円玉をかき集めて駄菓子のみを買いに来た子供達
が多く見かけられました。   また子供会の新年会用のお菓子詰合せの特別注文も
例年とは違ってほとんど無く、中にはキャンセルがかかったケースもありました。
取引先問屋、運送業者、さらにはジュース自販機の業者でさえも正月に入って急激に
売上が低下しており、昨年度対比で2〜3割ダウンならまだ良いほうで、4〜5割ダウン
が普通であるとも聞きました。   ただし、何がここまで沈滞させたのかという原因に
ついてはどことも明確な答えは聞けませんでした。 当然、経済環境の変化の要因と
して挙がるのが2008年9月のリーマンショックに端を発する金融危機と世界同時不況ですが
、身近に迫ったこの
消費行動の激変とを結び付けるには、時間・規模からして「遠因」
としか位置づけられません。 ボーナスやお年玉が入ったこの時期に、子供達を含めて
消費マインド(
)をここまで萎縮させているのは何なのか? 直近の大きな変化から
見て、民主党中心のリベラル政権が出来て「友愛社会の実現」という政策目標のもと、
国民生活の不満を寄せ集めた「クレーム処理のようなマニフェスト」による政策遂行の
プロセスを垣間見ることにより、国の借金1100兆(国民1人当り860万円)と言われる
財政赤字のツケが、将来自分達の身にどのように降りかかって来るのか?   また
無駄使いを無くしたからと言って健全財政に戻るのか? エコも良いが、もっと前向き
で建設的な政策は無いのか?  自民党に代わっても財政出動による借金が膨らむ
だけでは無いのか? と言った将来展望が見えず。 さらに民間ではトヨタのリコール
問題、近隣の中国・韓国に各種の面で後塵を拝する問題、永年の友好国である米国
との関係がギクシャクし出した。  近隣社会では繋がりが希薄になっているばかりか、
警察官も少なく治安が悪化している。  等々将来展望が見えず、不安がいっぱいで、
やはり内向き・内向きになっています。 頼るべき国がフラフラして安定感が無く頼りに
ならない様に感じられた時、庶民は自己防衛に入ります。 不動産や物の財産価値は
下落します。 自ずと変化に対応しやすい現金・預金に 消費マインド()が移行して
もおかしくない情勢にあります。
過去わが国で「国の力が信じられない時代」はどの時代であったのでしょうか?
大和朝廷成立以後では●660年代の白村江の戦いで唐・新羅連合軍に破れ、韓半島
からより離れた大津宮に遷都した時代。 ●1467年の応仁の乱以降の約120年間
実質的な無政府状態となり全国的に戦乱と下克上のあった戦国時代。  ●1945年
第二次世界大戦で連合国に無条件降伏後の数年間、物資不足、インフレ、闇市等。
いづれもが、国家権力が弱まり「国の役割である国民・住民の生命財産を守ること」が
難しくなった時代です。   ただ、それに続く時代は●公地公民・律令国家の形成。
●豊臣秀吉による全国統一・太閤検地・刀狩、それに続く徳川泰平の260年。
●戦後復興と高度経済成長。 等治安は回復し、国民生活の安定期を迎えています。
 私たちが生活する空間は「自然」と「そこに生活する人々の営み」との「相互作用」に
よる「社会」を形成しています。 その社会は当然「地域単位」「国単位」「時間単位」で
有機的に連動して、活発にまたは停滞気味に活動します。 この活動の力を「国力」と
すると、そこには色々な活動の力が作用します。 対外的には「軍事力」「技術・工業力
・資源を含む経済力」「文化力」等がありますが、それではそれ等「人々の活動の力」を
支える源は何でしょうか? 当然人が行動する以上「やる
」がなければ何も出来ない
のですが、社会という集団の枠組みの中で「前向きの
」が出てくるには改革の機運も
必要ですし、社会の安定(治安・徳育教育・食糧自給など)も必要です。
 ひるがえって「わが国を覆う
」はどうでしょうか?  人口減少(大正5年56百万人
現代130百万人・2055年96百万人・2100年60百万人)が国際比較しても、経時的に見
てもマイナス材料ばかりなのでしょうか? 食糧生産資源はそんなに危機的状況なの
でしょうか? 社会資本は? 人材は?   じっくり見てみると私たちの周りには父祖
の残してくれた、すぐにでも再編可能な社会資産があります。  ここしばらく、生命の
危機となる様な事態が起こらなくて、生きる(単独では無理)と言うことに真剣に対峙
して来なかった日本社会が「上向きの
」を取り戻すには、来るべき食糧不足の時代
まで待たなければならないのでしょうか? それとも国家が福祉に税を注ぎ込むので
しょうか? それとも経済効率の良い工業化・都市集中化をさらに進めるのでしょうか?
それとも一人当たり使用可能面積が広くなった国土の再編成をするのでしょうか?
平成21年7月2日(木)

 「世論」について









 衆議院解散・総選挙の時期を真近に控えて世間は政治にかなり関心が高まってきて
いる様に見えますが、その選挙結果を大きく左右する「国民世論」は今どの様な方向に
流れているのでしょう? もちろん一億強の国民が大河となって同じ方向へ向かうという
事は余程の国家的窮乏時でも無い限りありえないと思われます。 生活そのものを左右
する完全失業率をとっても、7ヶ月連続上昇していて、いつ誰にその不幸が降りかかって
くるか判らない情勢とは言え本年5月末で5.2%(347万人)。 うち定年退職や自発的
な離職者等が140万人あり、それらを除くと完全失業率は約3%となり、この程度の比率
ではかつての「米騒動や打ちこわし」現代ではスーパーなどへの襲撃などの社会的騒乱
を引き起こすエネルギーにはなり得ません。  「明日の食べるものが無い」という状態
(このままで行くと約25年先には予想されている)が200万人もあれば都市部での騒乱
はかなり可能性は高いでしょう。  多分その時には「自分の自由と生活を守ろうとする
保守派」と、経済活動での自由主義が常に個人の利益追求と社会全体の利益とが一致
するとは限らず、国家の政治的な不介入の結果「社会的不公平が生じ、このままでは
生きていけないという「リベラル派」が厳しく対立し、世論は大きく左に振れるでしょう。
しかし、現状の我国では食糧自給率が40%を割るとは言え、国産よりは安く手に入り、
食品ロス率(食べ残し及び廃棄)も4.2%と余裕の食生活を送る国民生活の現状では
「多少左傾化する世論」とは言っても、国家の統治形態を「持てる者と持たない者の差
を無くし、生産やその成果を社会共有の財産にしようという社会主義社会に根本的に
変換するような選択をするとは考えられません。  しかし、現在世界人口の14%にも
あたる8億人強の人々が飢餓や栄養不足に苦しむ状況の厳しい世界経済の中で、貿易
立国として生きようとする我国では、世界と比べて高インフラ、ハイレベルな国民生活の
中で世界に伍して貿易競争を戦い抜くために、技術競争のみでは不足で、世界レベル
に合せたコスト削減も強いられています。 その様な経済情勢の中で自由放任主義、
市場原理主義による次にかかげる様な社会的矛盾点も多く出てきております。
 現状の我国では「坂の上の雲」の時代から「敗戦」そして「高度成長期」を経てから
「低成長期」へ、さらに「世界競争の時代」に生き残りをかけてコスト削減と効率追求
を主要命題とされています。 その結果、企業経営にはかつてのような余裕はなくなり、
「即結果」が求められ、「事業の夢」「将来の夢」を求める余裕はなくなってきました。
 人は食べるだけでは生きていけないとよく言われます。 明日への夢、将来への希望
を持つ事が出来てはじめて人生の時を刻むことが出来るという事は、その逆の立場に
立たされた場合、生きる意欲を失ってしまうということも誰でも容易に想像できます。
 その意味では社会をリードして行こうとする人達は関係する人達にただ食い扶持を
世話するのみではなく、存在価値と将来の希望を求め続ける姿勢が必要となります。
これは政治家であれ、経営者であれ、学者であれ、マスコミであれ、変らずに社会から
求められる重要な要素です。 
 そこで、景
が落ち込んでいる現状から見て、国民は自分達の経済を国(国家予算)
に頼ろうとするでしょう。 そしてその予算を回した側では明日への希望をつなぐための
一時的な資金であってほしいと願うでしょうが、予算を受けた側ではこれは永遠に続く
ものであってほしいと言う意識の誤差が生じるでしょう。   そして「明日への希望」は
やはり自分たち自身で創っていかなければならないものと気づくでしょう。  その次に
来るのは自分に何が出来るかという存在価値であり、それを見つけ易い社会は「保守」
であれ「リベラル」であれ、やはり自由主義の社会であることに気づくでしょう。
 そう言った流れが「世論は時計の振り子」と例えられたものと思われます。
 当店HP「国について」の中の「ショーペンハウアーの世論と振り子」の中で触れて
おりますとおり、右に振れ、左に振れ、やがて中心で止まるのでしょうか?

平成21年6月6日(土)

 「新型インフレエンザ」について



 日本国中を緊張させ、世代を問わず何らかの形で対応を迫られた新型インフレエンザ
も今月に入って多少落ち着いてきたように見えます。  当店の在ります大阪北摂地域
は国内でも最も感染者の多く出た地域として連日マスコミを賑わしました。
当店でも当然対応を採らなければならず、その為には何と言っても多くの情報が必要
でした。 保険所等の官製情報、マスコミ情報、口コミ情報、風評等々、多くの情報が
ある中で、やはり最も多くの情報を得たのが新聞、TV等によるマスコミ情報でした。
今回のこの新型インフレエンザに関する情報に限ってはマスコミの姿勢はいたずらに
センセーショナルにならず、多くの人の過剰反応を抑えようとした姿勢がうかがえたのは
、危機時の情報システムとして大変心強く感じました。 このマスコミが通じない、または
封印された場合の口コミ、風評が過去危機時に多くあったデマとして社会を混乱に陥れ
る最たる要因となったのですが、今回のケースを見る限り、非常に健全な姿勢に感じ
られました。 ついでに言うと、当市の小・中学校・高校では5月18日から25日までの
1週間全校休校の措置が採られ、児童・生徒にはその間家庭よりの外出禁止令(特別
必要な事情がある場合を除く)が出され、当店でもこの間学生の入店制限措置を採り、
入口を片方閉鎖し、学生の無闇な入店に備えましたが、外出がほとんど無かった模様
で、この点でも健全な社会が機能していた様で、当店の心配は無用のようでした。
 この他の当店の対策としては、入店者には「連絡先」「入・出店時間」「購入品目」等
の記載。  「消毒用アルコール」「マスクの着用」等、それなりの対応を採ったつもり
ですが、一日数組の入店者のみで、実質開店休業の状態であったので、この対策で
良かったのかどうかの判断はつきかねています。
 今回の事変(結果的には非常に軽い事変?)で、多くの人と話した結果では、官庁、
学校、公共機関、学生、企業、商店、マスコミ等社会のあらゆる所で、この間に多くの
経験をして「危機に対する予行演習」をした様だという意見が根底にありました。
 さて、今秋の再流行時にはどうでしょうか?  そして、少し異なりますが、来るべき
食糧不足という生存の危機の時代に対してどんな予行演習となっているのでしょうか?
平成21年5月3日(祝)

 「耐震工事」について






 昭和58年5月宝島春日店オープン以来、1期、2期、3期と店舗拡張工事を行って
きました。 その度に店舗面積は倍々に近い拡張が為されてきましたが、住居部分
の店舗への転用のため、壁・柱は極力取り除いてきました。  その為耐震強度は
劣化し、耐震診断の総合評価「0.36」(0.7未満は倒壊する可能性が高い)と診断され
ました。 もし阪神大震災並の地震が来ればお客様に児童を多く抱える当店では、
大きい被害は免れない事が考えられ、補強工事の必要性にせまられていました。
まず、屋根瓦の重みは最も耐震強度を下げるものとして、昨年11月に完了しました。
続いて壁面12ヶ所の工事が本年2月から遠足シーズン前の4月中旬までの間行われ
ましたが、予想を超える大変な作業がありました。   大工工事自体は既存の壁を
はがして、柱と、筋交いを入れ、金具で補強して、補強パネルを打ち付けるという作業
ですが、基礎及び通し柱が入っているのかどうか?は壁を剥がして見なければ解らず
、シバシバ計画の変更を余儀なくされました。 店舗を営業しながらの工事であった為
、その度に営業可能部分の変更、通路の閉鎖と売台及び商品の移動など時々刻々の
変化に対応する必要がありました。  この間、ご来店いただいたお客様には大変な
ご不便をおかけ致しました事をこの場を借りまして深くお詫び申し上げます。
大工さんには当店の営業の都合を充分加味してもらって夜遅くまで作業してもらい、
お互いにばて気味になったので急遽半休みの営業も行いました。
お蔭で工事自体は何とか無事済ましてもらいましたが、その後の当店側の作業は
山のように残りました。 特に壁面に通していた各種の配線は電線、モニターカメラ、
オーディオケーブル、パソコンケーブル、その他各種ケーブルが1壁面平均で10本
近くあり、いったん外した線を再度元通り接続するには大変な日数がかかり、今後も
膨大な時間を要することが予想されます。 
ともあれ、膨大な時間と労力を要し、常態的な寝不足もありますが、改装後は確実に
良くなっていると感じます。 眠っていた不用品も排除出来ました。  下図のような
開店当初のカンバンも出てきて再利用出来ました。
春日店開店当初の店頭風景 カンバンの再利用
 ともあれ、これで、私達の体調が良ければ、この後10年は営業を続けることが出来
る基盤が出来たと感じる工事でした。
平成21年1月1日(祝)

 「水耕栽培」について










 昨年10月にポッカの自動販売機を2台から1台に縮小しました。 理由はコーヒー以外
の子供向け商品があまり出なくなり、コーヒー系統の大人向け商品に偏ってきた為です。
 ジュースの自販機で利益を上げることは私達住宅街に立地する店ではほぼ不可能に
近く、従来より当店の中心顧客層である児童・生徒の喉の渇きに対する品揃えの意味が
強かったのですが、実質は通行の大人層で100円ポッキリの魅力がポッカジュースに
限っては大半を占めてしまったのが実態です。 空いたスペースに他の飲料メーカーの
導入を検討しましたが「100円価格の維持」「商品情報の取得」等の点で今後の見通し
が立っている訳ではなく、当面保留とし、そのスペースを利用して懸案の「水耕栽培」に
少し着手しようと考えました。
 左下図右端がそのスペースですが、冬季でも栽培出来るように多少温室に近い様に
表面ドアを透明プラスチックで作りました。 内部をスチールラックで組んだり、ペンキ
を塗ったりして、僅か1mほどのスペースですが以外に時間を要し、何とかプランターを
収める様になるには1ヶ月以上の時間を費やしました。 その間ご近所の人達や学校
帰りの生徒達と「水耕栽培」のことのみに止まらず、食糧自給率、水不足・食糧不足、
貸し農園、故郷のことなど、色々な話が期せずして集中的に行う事が出来ました。
栽培の結果には全く自信がありませんが、その事だけでもプロセスとしては大成功で
あった様に思われます。 
 同スペースの奥の壁面には次の様なメッセージを掲げました。
          
「食糧不足の時代に備えて・・・」
   「水耕栽培(水+太陽+栄養素) 土無し=ベランダ菜園の実験です!
 私達をとりまく食糧事情は年々悪化の一途をたどっています。
○日本の食糧自給率40%割込み
   食糧輸入率60%=生産過程での現地水の消費量はその1000倍にもなります。
○世界的水不足(10数年後には世界人口の2/3が水不足に直面)
   80%以上の超水不足国家には米国、中国、インド等の大国が含まれます。
○生産効率の面から工業化、都市化が進み生産農地が縮小。
   (単位面積当りの収量は工業は農業の1000〜1500倍といわれます)

 それでも私達の住むこの地球には生命にとってすばらしい力を発揮する「水」と
 エネルギーを与えてくれる「太陽」があります。

○水の不思議な力
  詳細は当店HP「食糧自給」内(水の不思議と水の恵み)
○太陽の不思議な力
  太陽の放射エネルギーと「光合成」、化学物質の循環作用の簡単な図
○栄養素
  三大栄養素、微量栄養素と食物連鎖等の中での「大地=土」の役割り
 
そして、その土が無い事が特徴の「水耕栽培」の長所と短所
☆プラントが軽くなる事により二階やマンションのベランダ等で栽培が出来ます。
☆土の重さが無いため植物の根が大きく張ることが出来ます。
☆光合成をさせるため太陽の直射日光が7時間以上必要です。
☆農地とは違ってすぐ身近に置いて、成長を見守り、また見せることが出来ます。
  
実験への期待・・・
★多分失敗の連続でしょう?      しかしその事が
  「農業専門家の知識と経験」に対する
尊敬の念に変わると思われます。
★週間単位の育成作業でしょうが、それでも土耕栽培に比べると手間が掛かります。
  しかしその事により育てる事の楽しみも味わえ、
大地に感謝も出来るでしょう。
★多少とも作物を育てる事が出来たら、まさに新鮮食品、地産地消が味わえます。
そして、物不足・自給自足(国単位での)が求められる次世代に向かって、これらの
  全プロセスが将来の各家庭で行われる姿を夢みて!! 食糧自給最終章参照
 {実験開始の時期は皆さんが「何をするの?」と興味津々の今が最適なのでしょうが
  大寒を真近控える頃、結果に全く自信が持てません。 したがって現状は家内が
  育てる鉢植えの花で占領されていますが、そのまま占領されるかも・・・}

平成20年12月2日(火)

 「職業体験 」について






 「職業体験」について
さる11月18・19日の2日間、地元の城南中学校2年生男子生徒2名による職業体験を
当店で行いました。 
 事前の打合せ時に、貴方達はこれから職業体験をするのであるからまず「
職業とは
なんであるか?という事の意思統一をしなければ始まらない」と言って、多少のヒントと
ともに宿題を出しました。  この生活の根源に関わる、ごく当り前に一般的に使われ
ている、しかし、大変多種多様にまたがって、しかも、時代とともに時々刻々変化する
対象を現した言葉を中学生が容易に理解し、体験日までの10日程度の間に多少とも
「人間が営む社会」というものと結び付けてくれるとは思われませんでした。 そこで、
「職務=つとめ・やくめ」「職責=仕事上の責任」の言葉や、自給自足経済→生活資材
の貯蓄経済社会による「分業=役割分担」など多少のヒントを出しておきました。
そうした、考えながら今何をしているのか?という作業の連続が、単なる言われた事の
作業の繰り返し(経験)では無く、どこにでも通じる「体験」となると考えたからです。
しかし、私達が普段営業で関わる取引先のベテラン社員の方達に話をしていますと
「最近の若い社員には指示した事以上の仕事は期待できない」という言葉がほぼ例外
なく聞かれます。  まして、職業の経験もしていない中学生にはきつい課題であると
いう事も理解できましたので「実際に職業に就いておられる身近なご両親や先生方に
職業について話をしてみて下さい。 ただし話した方には絶対に答えは求めないでくだ
さい。 答えを求めた時点で既に自分の体験では無くなってしまいます。 どんな答え
であってもその時点での自分であり、そして次の瞬間にはそれを乗り越えた自分が
あるでしょう。」という宿題を課しておきました。
そして当日を楽しみに待ちましたが、前記の作業をしてこなかった生徒がおりました。
そこで「それではこの後の作業は進められないし、もし作業を進めるとしても各々別個
の作業になる。 当店にはそれだけの人的余裕はないし、社会では共同で一つの作業
をする事は常に求められる。チームワークというのも最も重要な作業のやり方となる、
出来なければ同僚に迷惑がかかる。 昼休みの間にもう一度自分で何とかしよう。 
解らなければ放っておかずに聞く。 それも大切なチームワークのひとつである。」と
早めの昼休憩に入りました。  そして、担当の先生がご来店いただき、事情を説明
して下さいました。 「今まで全く相談に来なかったあの生徒が相談にきてくれました」
とうれしそうにお話くださいました。 その後、色々なことがあり、受け入れる私達にも
大変勉強になることが多かったのですが、上記のいきさつが「体験=感じて、考えて」
の好例に感じました。
 左図は「当店の近所で秋を感じる風景を写真に撮ってきてほしい」という作業で、
体験2日目の午前中に撮影してきてもらったものが、各図の上段。 下段が午後に
撮影されたものです。 縮小したので解り難いですが、最上段の図には中央付近に
人影が写っています。 貸農園の図ですが、その人に怒られそうだったのでこっそり
撮影したという事でした。 そうした場合は「はっきりと理由を話せばほとんどの場合」
協力をしてもらえる。 そうしたコミュニケーションが仕事には必ず必要になってくる」
と言って午後に再チャレンジしてもらった写真が各下段の図です。 自分で撮るより
も数段説得力のある貸農園の姿が写っていました。 そこには都会の中の土の力強
さが映っていました。 借主と作物との日々の対話の跡が想像できました。 そして
何よりも生徒たちの感受性の素晴らしさに気づかされました。
(リ)


平成20年10月14日(火)

 「 音 楽 」について

 「インフレ」について




































 「音楽=おと・らく」について
ご訪問いただいたお客様には大変申し訳ありませんが、3月以来約7ヶ月間も当店の
ホームページの更新を後回しにして来ました。 本年早々にアナログ→デジタル変換機
が手に入ったので、以前よりかさ張って置き場所に困っていたレコードやカセットテープ
などの音楽素材をデジタル化する作業を始めました。 最初1・2週間もあれば作業は
済むと見込んでいましたが、そんなに簡単な作業ではありませんでした。
当初はマニュアルに慣れないので試行錯誤の連続でしたが、少し慣れてくると次には
アルバムの文面を読み返していく内に以前はほとんど興味がなかった作曲の背景や
歌手を含む音楽家のたどった道や人とのつながりが見えてきて、曲に対する親しみも
一段と増したように思えます。 
 音楽は古くより宗教と強く結びついて発展し、西洋では教会音楽・宮廷音楽として、
我国でも声明(仏教賛歌のようなもの)や雅楽として、形を重んじた音楽を源流にして、
ベートーベンやモーツアルトに代表されるロマン派と呼ばれる「精神に訴える音楽」に
移行して行ったのですが、この両者を含めてパパ・ハイドン(フランツ・ヨーゼフ・ハイドン)の
影響は多大であったと言われています。   それまで「教会や宮廷のお抱え楽士」の
身分の音楽家が多数であったものから、拘束はされないものの、収入の不安定で少な
いフリーの作曲家になれば(作曲料は出演料の数分の一のケースが多くあった模様)、
経済的にも精神的にも仲間同士の助け合いが必要とされたと思われ、音楽家同士の
付合いはかなり密に行われていた様です。
その様な観点から当時生まれた交響曲などを聴いてみると、陰と陽の精神的落差が
多くの音楽の中に現われている事が理解されます。 軽音楽の分野でも、ラテン音楽
の代表的な楽団をひきいるエドムンド・ロスは「私は南米の出身だし骨の髄からラテン
音楽が大好きだ、そして本当に好きなのはキューバあたりの野性的なリズムを持った
音楽なのだが、私は今イギリスで仕事をしており、私の店に来るのはダンスを楽しみに
来るお客様方だ。 だから彼らを快く踊らせる様なダンス音楽を演奏しなければならな
い。 そういうわけで本場のラテンのカラーとイギリス風なダンス音楽を加味したのが
私の楽団の生き方なのだ・・」と言っていたそうです。 
同様のことがナット・キング・コール、ハリー・ベラフォンテなどにもあり、音楽興行的な
成功の裏に音楽家としてのストレスもにじませています。
洋の東西を問わず、民俗音楽や民謡などの原曲をながれる雰囲気の中には生活実感
や風景を強くイメージさせるものが多くあります。 多分そのような曲の中に演奏者が
強く惹かれるものがあったとしても、それが万人に受入れられるわけではなく、それを
よく言われる「音楽は万国共通のもの」とするには編曲の労を要する事も理解されます。
 話は少し変わりますが、我が家に最初にステレオが入った日、たしかマントバーニー
の「急流」が流れた瞬間、家族皆が一斉にひっくり返った昔日の思い出があります。
なんとも心地よい瞬間であったように記憶します。   左様に「音楽=おと・らく」が
私達にとって好ましい時間を与えてくれる(どうもこれは人間だけらしいですが)理屈は
何なんでしょう?   これを追求すると長くなりますのでここでは置きます。
 ともあれ、数千曲のデジタル化と編集作業に、贖罪感に悩まされながら多くの時間を
費やしている間に当店の営業を取り巻く環境はかなりのスピードで変化しました。
 
「インフレ=物不足」について
 年初よりいきなり原油がはじめて1バレル当り100ドルを越える高騰をはじめました。
これを契機に、昨年より続いていました「商品値上げ」は駄菓子の部門でも堰を切った
ように色々な形で現われてきました。 「売価でアップ」、「原価のアップ」、「内容量の
縮小」、「当り量の縮小」等々、様々な形で「実質値上げ」が行われて来ました。
消費者に最も近い立場である当店としては決してうれしい話ではありませんが、作今
のメーカーの立場も充分理解できます。  投機的な原因を主とする原油の値上げを
発端とした原料高、経費高という事では、投機マネーに頼り、それに振り回される経済
構造という点ではとうてい納得は出来ませんが、我国自体の社会構造の変化であると
すると、それなりに受け入れなければならないと思います。
つまり、工業化、効率化、所得倍増、都市集中等をもつて昭和30年代に始まった我国
高度経済成長期は各家庭の家計分母を押し上げ、可処分所得も多くなり、その結果
現在までに消費者物価は当時と比べて約8倍になりました。   このインフレ傾向は、
貿易の拡大とともに内需面でも促進され、我国経済全体を押し上げた結果、過疎化や
高齢化などの問題がすこしづつ顕在化するものの、まだ地方経済が衰退する時期では
ありませんでした。  しかし、この間に食糧自給率は大きく減少し50%そこそこに落ち
込んでいます。 この時点で我国は食料品以外の物を輸出して、代りに食料品を輸入
する工業貿易立国となりました。 すなわち、第一次産業→第二次・三次産業への人材
を含む資本の移転です。 そして外国との与え・与えられる関係が国際的協働者として
役割を要求され、プラザ合意以後のバブルに、さらにバブルの崩壊につながります。
平成2年頃のバブル景気崩壊後のデフレ傾向(物余り)は、安価な労働力と原料、直接
市場接近などを求めて、我国メーカーの多くが生産拠点を海外に移して行きました。
そして外国製の安価な商品がその後の「物余りの時代」をリードしましたが、さすがに
ここに来て事情は変わりつつあります。
世界人口の1/6を占める中国の経済発展は、安価で質の良い労働力を同国に求め難く
なりました。 合わせて同国からの輸入品の品質管理に対する疑問点が頻発し、特に
食品での中国製品購入回避の傾向が強くなった事、さらに同国の国内消費量の拡大、
などの諸事情は、それまで我国の商品供給を支えてきた絶対量の減少につながるもの
として、今こそ物不足時代への転換点になるのではないかと思われます。 というよりも
我国単独の経済であれば、昭和48年の第一次オイルショックの頃にすでに物不足の
時代を迎え、食糧を中心とする生産敵地である地方が再度脚光を浴びるはずでした。
それがグローバル化の名のもとに功罪両面の結果をもって現在に至っています。
今後、世界的な食糧不足が必然的なものとしてとらえられている現在、我国にとっては
地方再生はどうしても必要なものとして、少しづつではありますが国民意識として定着
しつつあります。 そうだとするとインフラ等の整備された、したがって高コストの自国産
の商品を受け入れる土壌を築くことが私達の役割でもあると感じます。
 そういった意味では宮崎県の東国原知事、大阪府の橋下知事が積極的にリーダーシップ
を発揮されているのは大変心強いかぎりです。
(チ)


平成20年 3月 4日(火)
 「食の信頼と食糧自給」
について






















 前回に引き続き「食の信頼と世論の動き」について少し触れてみたいと思います。
同じ様なことばかり、くどい、ヒツコイと感じられるかも知れませんが、「食を保つ」という
テーマは宝島電脳店の経営理念であるだけではなく、あらゆる生命体が「生きるという
動作を可能にする原動力となる根源的なものであるだけにヒツコク、粘っこく行きます。
数年来、断続的に続く、乳製品、米、畜産品、その他多岐にわたる取扱い、又は加工に
関する偽装行為が明らかになってきております。 加えて、ここ最近の中国製冷凍食品
の農薬混入の問題もあり、さらには原料高による価格アップの影響も関連して、消費者
の「
食に関する世論」及び「食をどの様に確保するか」について、わが国の動きは内に
向かって地殻変動のごとく、大きなうねりをもって変化している様に思われます。
 わが国が飽食の時代に入ったのは、1970年代の高度経済成長期中盤、外食レストラン
、コンビニ、テイクアウト、スーパーの惣菜・加工食品などのファーストフードは見る見る
うちに家庭の食生活を変えていきました。 
総務省の家計調査によると1世帯平均食費支出の変遷は次の通りです。(月/円)
昭和
25年
1955
30年
1965
40年
1970
45年
1975
50年
1980
55年
1985
60年
平成
10年
2003
15年
2007
19年
消費支出 11980 23211 48396 79531 157982 230568 273114 328849 302623 297139
食費支出 6880 10891 18454 27092 50479 66923 73735 78156 70260 68522
エンゲル係数 57% 47% 38% 34% 32% 28% 27% 24% 23% 23%
外食支出 107 413 1226 2413 5174 8467 10427 12844 11743 11665
中食支出 532 815 570 968 2218 3877 4813 8260 8096 8109
食糧自給率 - 80強 73% 60% 54% 53% 53% 41% 40% 39%
※上表で見ると、食費支出とそれに伴うエンゲル係数、そして外食に関しては平行線上
にありますが、中食(調理加工食品を買ってくること)の割合は飛躍的に伸びています。 
 将来の食糧不足の時代を考える時、私達は身近にあった時代を想定しますが、それが
戦中・戦後の物資不足・食糧不足の時代に想点(昭和25年以前)を置くのか?それとも
朝鮮戦争特需ではありますが、国際社会に役割分担を求めて都市化・脱農業化の時代
に想点(昭和30年前後)を置くのか?によって将来の対処の方法が変わってきます。
つまり食糧自立経済か、食糧も含む国際分業化に依存する経済かの選択です。 
答えはもうはっきりとしており、世界的食糧不足が予想される今、前者の食糧自立以外
の選択肢は無いのですが、困ったことに上表のとおり食糧自給率の低下とともに可処分
所得が増えています。 さらに平均的な各家庭単位におろすと、可処分所得が増えるに
したがって他人任せ(外食、中食=調理加工済)の食事が多くなります。 だれしも所得
が上がって、食事の選択肢が増えて、食事にかける時間が短縮(工業化)される方向に
反対はないでしょうが、そこには原料及び加工の人手が潤沢に供給されるという前提に
立たなければなりません。 その前提は明らかに窮屈になりつつあります。 徐々にでは
ありますが、製販三層(生産者、流通業者、消費者)ともに余裕が無くなり、各地、各種で
前述のような問題が噴出してきました。  この辺りの感覚は生きるという事に密着する
「食の問題」であるだけに国民のほとんどが警戒感をもって、臭覚として感じとっている
部分ではないかと思われます。   ところが、インフラコストが掛かり、人件費コストも
多く掛かる国産食材を使うと製品価格は上がり、その分エンゲル係数は高くなりますが、
自給率も上がってきます。  戦中・戦後の食糧不足の影響が残る昭和25年の係数は
別にして、まだ家族団らんの食事風景があり、農村も都市も元気であった昭和30〜40
年代のエンゲル係数40%(食品ロス率4%を0にして1世帯平均食費消費支出10万円)
、食糧自給率75%を目途として。 漸次、農村の体力が上がるにしたがって、価格低下
、エンゲル係数の低下、自給率のアップという筋書きは夢でしょうか?
 「わが国の全消費額の1/4強がわが国の農村を中心とした産業に還元される」という
シナリオは来るべき世界的な水不足・食糧不足の時代には世界より歓迎されこそすれ、
非難は皆無に近いと思われます。
 「家計に食費の占める割合を引き下げる努力」、これこそ家族一丸の努力であり、
そこから協働と調和の行動が生まれてくるものと信じたいものです。
(リ)


平成20年 1月 1日(祝)
 「偽」→「誠」について



















 毎年末恒例となっている「2007年今年の漢字」を日本漢字能力検定協会が全国公募
した結果、約9万通の内1万6千通(18.2%)の人達が「偽」という漢字に象徴されるという
意見になりました。  その結果が年末の12日に清水寺で森清範貫主によって「恥ずか
しいことです、何とも悲憤に堪えない、分を知り、神仏が見ているのだと自分の心を律し
てほしい」といった言葉とともに発表されました。 「偽」に続く2位以下の「食」「嘘」「疑」
「謝」の関連する意見を含めると27%もの人達が我国の社会に
「いつわり、だまし」
はびこり、「何を信じたらよいか判らなくなった年」と意識されました。
 「社会」という秩序がある共同体では、それを維持し、発展させるための「労働・生産、
利用・消費、再生・廃棄」などの経済活動、また「制度・法律、不文律」などの維持活動
と役割分担によって成り立っていますが、そこには社会をより円滑に運営していく為の
自然発生的な「礼儀、慣習、美徳、倫理」といった様な、それぞれの社会独特の文化が
存在します。  それによって私達は日常の行為を判断し、律し、行動します。 
ただ、この「社会的な共同の利益、秩序」と「個人的な利益、行為」が、時には反対側に
あることもあり、この自分勝手な行為が協同社会には受け入れてもらえない事を「行為
の当事者は充分に
理解している」だけに、「偽」「嘘」「逃」などの行動にでます。
その逆に、その行為を受けた社会一般を構成する人達は「防衛反応」を起こします。
初期的な注意喚起からはじまり、不買行動、罰則強化等、各種ありますが、規制する側
も人であり、生来「反社会的行為」をしなかつたかと言うと多分そのような完全無欠な人
はいないと思われます。 そこにお互い良くも悪くも、生活者としての理解の上に立った
微妙なバランス行動が生まれてきます。  即ち、左右に振れ、そして上下にも揺れ動く
世論」です。  世論は、それを象徴するニュースとして、また識者の意見として当初
マスメディアに多く登場しますが、概して一過性のものはしばらくすると消え去ります。
それ故に逆風の人達はしばらく潜伏し、順風の人達は短期の成果を得ようとします。
そこには「今を過ごせば・・」という態度が現われます。 そして「今」のための「偽」「嘘」
「逃」などの要素が入り込む余地が出てきます。
一方、時代背景からしぼり出されて来た「普遍性のある世論」は当初マスコミにも登場
するでしょうが、次第にマスコミ以外のところでも各種の現象を現し、やがては大きな
うねりとなって社会を動かします。 昨年の一連の食品に関する「偽」の問題は周知の
ごとく、この「普遍性のある世論」の方であり、今後の各方面の動きが注目されます。
 クロネコヤマトの人に昨年末聞いた次の話も、その一例として私はとらえました。
「昨年末(平成18年)も荷物の量が増えたが、本年末(平成19年)はそれとは比べよう
がない異常な量です。  その大部分が通信販売による
地方からの食品を購入した
荷物
です。」ということでした。  「地域の再生」を希求する者の一人としてこの話は
大変うれしい話(反面当店の通販は減少しているのでさびしいですが・・)でした。
 食品産業の経営に携わる人達の一部に「偽」を見せられ、中国食品産業の一部に
「偽」を見せられ、企業生き残りと短期成果主義のみに徹して憚りない一部経営者の
言動にふれて、多くの消費者がどこに
「誠」を求めたかは明らかです。
 送料、代金振込手数料を含めて、何らかの形で商品代には上乗せされます。さらに
現品は直接手にとって見ることは出来ません。 それでもなおかつ、地方の生産者に
信頼を寄せるのは、そこに「誠」を感じたと見るのが自然と思われます。
未だ、生産者側では「JA」などのように集荷・運送・販売などのシステムが整備されて
いるところは多くはないでしょう。 消費者側でも商品情報の収集から発注まで、通販
に慣れた人は多くはないでしょう。  しかし「普遍的な世論」が政界、経済界など全て
の機能を含めて、動かす原動力となると確信します。
 新しい年 2008年 皆様には幸多き年でありますようにお祈り申し上げます。
(ホ)

平成19年 11月 2日(金)
 「商品価格値上げ」・他
について
































 本題とは多少逸れるかもしれませんが、秋の遠足シーズンもようやくピークを越えた
ようで、少しホッとしているところです。 最大ピークは10月22日(月)で翌日に全学年
遠足が計3校ありました。 今春の経験から、ピーク時間帯の一時閉店(〜PM:6時)を
計画実施しましたが、某校の保護者の方の応援もいただいたことで、実質の閉店時間
は30分程度で済みました。 改めてこの場をお借りいたしまして御礼を申し上げます。
お蔭様をもちまして、再度出直していただいた方はかなり少なくて済んだようです。
ただ、その後も小規模な一時閉店は数日繰り返さざるを得ませんでしたが、その理由
は、駐輪自転車が満タンというよりも、置き方(二重駐輪等)に配慮がなく、誰の自転車
かをたずねても反応がないので仕方なく、買い物中のお客様を含めて全員一度店外に
出てもらって放置自転車の持ち主を確認した、という事がほとんどでした。
 本題の「商品価格値上げ」についてですが、これは当店の関連する「お菓子」のみに
関らず、元来消費生活に密接に関る「生活必需品」である食品全般や石油製品、運輸
サービスなどでも
「諸般の情勢により」値上げ止む無し、というのが世間の趨勢になり
つつあります。 当店でも「パックジュース」「モンスタースタンプ」の主力2品は各10円
の値上げをお願いしたほか、「あわ玉などの当り付商品」についても当り個数の減少を
受け入れざるを得ませんでしたが、「たこせんべい」は取扱いを中止しました。
 原材料費、燃費、運送費等の諸費用が高騰している現状から見て、たぶんこれから
が値上げラッシュになることは目に見えており、色々な対応を迫られることが予想され
ますが、その前に私達がしなければならない事は「適正妥当な価格であるかどうか?」
を知ることが必要と思われます。 「量目管理・検査」の理念には「多くても他で少なく
されているのではないか? 少なくても損をした」という「曖昧さに対する疑念と正確さ
に対する信頼」があります。   よくお子様の質問で「これどうして50円?」とか「なぜ
60円するの?」と言ったような困った質問をされることがあります。  そんな時「なぜ
50円だったらいけないの?」と逆質問(逆襲?)しますが、多くの場合はひと時おいて
「高いから・・、買えないから」などの答えが返ってきます。   これはメーカー及び
流通での諸費用を把握しなければ答えられないので「困った質問」となるのですが、
今回のような「社会全般での値上げラッシュ」という事になると問題は別です。
今回の値上げはたぶん経済史に残り、後年の分析・評価が詳しく行われるでしょうが、
社会が動くには必ず
共通の課題があり、共通の課題解決に対する努力があり、そして
その時代背景と来るべき
将来に対する共通(この場合製販三層)の理解があります。
この「時の必然性に対する理解」を得られなかった物は必然的に淘汰されるでしょう。
そのような対決と相互理解のプロセスを踏みながら経済の時は流れていきます。
 それでは今回の全世界的とも言えるこの「値上げラッシュ」は時の必然性に対する
理解を得られるのでしょうか?   メーカー側では「世界情勢の中から日本だけが
別世界とはなりえず、メーカーの諸種の努力だけでは限界がある」と値上げを求め、
販売者側では「原料相場で値上げするなら、相場下落時には値下げするのか?」と
反発し、消費者側では「これ以上値上げされては家計が持たない」と言います。
 現時点では「製販三層の共通の理解」はほとんど成り立っていません。 そこには
過去そうであった様に、この対立は時間が解決してくれるという雰囲気があります。
しかし、下記のごとく今回の値上げの諸事情は中長期に
恒常化されるものとメーカー
自身が見ています。 という事は時が解決する種類のものではないと自ら認めるもの
であり、そこには「共通の理解=共通の利益」が必要となります。  それでは私たち
国民にとってこの時代共通の利益とはどんなものなのでしょう?  「21世紀の課題
で記しました「
食糧自給率39%」という将来の生存リスク、「地域社会の衰退」、「少子
高齢化社会と現役世代の負担増加」等が我国の経済社会をジワジワと圧迫する中で、
自分達の老後の、さらには自分の子供達の将来の生存リスクを少なくするということが
共通の利益=合意事項
(少々価格は高くても自分達の同胞が困難な中から作ってもら
った物だから・・・)となるべきであり、メーカー側はその為の説明と努力を行う必要が
あると思います。   
 次にメーカーがあげる「値上げの諸理由」をひろい集めて少し触れておきます。
  ★原油価格の高騰 ★包材等の高騰 ★製造燃費の高騰 ★原料資源の高騰 
  ★輸送費の高騰 ★人件費の確保・値上げ ★その他
 原料資源の高騰の理由は ☆異常気象による不作 ☆新興国の経済発展による
 需要拡大 ☆穀物飼料のバイオ燃料転化 ☆世界的な水産物への人気 等です。
 これらが短期ではなく、中長期的に恒常化することが予測されるので、企業努力のみ
 では賄いきれないので値上げをお願いしたいという事が理由です。
上記理由は日々の情報から私たちにも容易に理解できます。 でも有り余る物や食品
の中に埋もれて生活している消費者の理解を容易に得ることが出来ない・・・・・。 
現状、入ってくる値上げ情報は物販・サービス共に10〜15%が一般的ですが、全てが
上がればそれはもう家計を直撃するどころの話ではありません。 家計の多くの比重
を占める食費でさえも圧縮しなければなりません。 少し前オレンジ主産地のブラジル
でバイオ燃料転化のため原料高騰に対する国内ジュースメーカーのオレンジ製品の
値上げがありましたが、値上げ分がそのまま消費量の減少になったといわれます。
その事を私達はどう捉えるか?ですが、究極の原料不足になると、国産原料の入る
余地は多くなると考えられます。 そして消費者の「少量を大切に」という大勢も引き
出せる様に思われます。  そこに私たち販売業者を含めて、地産地消等(大量では
なくても)の「共通の利益=共通の理解を得る努力」が不足しているように思います。
 値上げの理由という事で、あまり表面には出てきにくいがキーポイントとなる条件が
「人件費」です。 我国が永い間築いてきた農耕社会は一苗当り及び一反当りの収穫
は郡をぬいて高い代わりに、緻密な作業と多様な労働を必要として来ました。 さらに
気候変動による収穫のリスクも100又は0に近いもので、そのリスクを減らすための
労働は細緻を極めます。 したがって労働の対価が数字で表すことが出来ません。
その様な事から、我国には現代でも小規模企業や農家では「自分自身の作業=労働
はタダ」という感覚は根強く残っています。 この感覚は一般社会でも同様で、労働/H
をコストに、さらに製品価格に上乗せして受け入れる消費者はまだまだ一般的ではあり
ません。  今回でも、もし人件費の上昇を理由に値上げを行ったら、マイナス評価が
思いっきり高まったでしょう。 しかし、現実には原料資源の高騰の理由でも新興国の
GNI(国民総所得)の高まりが大きく作用しています。  もう一方では我国の人件費や
諸コストの比較高に対して外国に生産基盤を移す「産業の空洞化」の問題もあり、ます
ます地方衰退の方向にあります。 少しつづ我国経済は袋小路の奥へ入り、悪循環を
繰り返している現状から抜け出すには我国の比較:「高インフラ」「高賃金」「高コスト」
等を経営上の絶対的なマイナス要因として見ず、むしろ経営資産・国家的財産としての
大変プラス要因として見る態度が「製販三層」に必要と思われます。
まだまだ我国に残された宝物は各地に大変多くあるのは周知されている通りです。
(ホ)

平成19年10月 7日(日)
 「創業30周年記念セール」
を終えて










 8月末日をもって創業30周年記念セールを無事終了することができました。 
期間を通じて意外な充実感をもって終わることができましたので、従業員一同大変
満足しております。  事前に計画しておりました前記の各項目を実施しましたが、
オリジナルプリクラシール以外は大変好評でした。 中でも「宝島30円商品券」はほんの
おまけ程度にも関らず、大変好評でした。 宝島商品券をお渡しする時には例外なく
「ありがとう」の言葉があり、その場で使わず大切に財布等にしまって持って帰られる
姿が印象的でした。   おかげで30円商品券は事前に相当量用意したのですが、
何回も増刷を余儀なくされました。 
「お菓子にスタンプカード」は消費税を戴かない当店にとって、薄利の品種に対する
実質赤字の不安はありましたが、期間限定で実施して良かったように思われます。
スタンプを押す機会が増えた事により、普段からカードを携帯してもらえる人が増え
ました。  さらに購買機会の断然多いお菓子に対して押すことにより、カードに対す
る注目度は格段に上がりました。  一方10年・20年と永くお預かりしておりました
「当時の常連」のお客様も夏休みという事で、お子様連れで相当数ご来店いただき
ました。  そこで、おもむろに「忘却の彼方にあった貯めかけのスタンプカード」を
取り出して、スタンプ1個あたり10円の計算で使用してもらうように奨めるのですが
、そこには「過去と現代が入り交じった振幅の時」がしばらくの間展開されます。
自分たちが子どもであった頃、何があり、何を求め、何を考えて過ごしていたか?
そして今自分たちの次の世代があって「変化する時」をどの様に伝えていくべきか?
大げさに言うと、まさにその事が私達が求めているものであるような気がします。
 期間中、チョッとしたアーカイブ形式で当店営業各期の写真を店内掲示しましたが
多くの方の関心を得ました。 ジッと見入って、かつての自分或いは友人の姿を追い
求めながら時を数えます。 服装や景色の微妙な違いを見つけながら時を感じます。
それぞれの時代に流れる空気、匂い、味、声・・・、そしてそれらをひっくるめた「時代
の雰囲気」を微かに思い浮かべながら、ほぼ例外なく出てきた言葉がありました。
それは「スゴイナ!」という言葉でした。  何がスゴイのかはあまり解らず、せっかく
感傷にひたっている人達にぶしつけな質問をする事がはばかられましたので、この
言葉の意味は今でもよく理解出来ないのですが、ただ宝島が30年続いたと言うこと
に感嘆しているとは思えません。   「3年一昔世代」にとって、自分たちが遠い昔
子供であった事、たぶん自分の子供とあまり違わない考えを持っていた事、そして
あれから10数年を経て、自分が次の世代を護り育てる立場にある事。  それらが
何となく実感されて「スゴイナ!」という言葉になったと推察しますがいかがでしょう?
(ホ)

平成19年 7月 26日(木)
 「創業30周年記念セール」
について



土橋正月店頭営業

春日初期正月店頭営業

春日店第一期改装
 7月27日から8月31日までの約1ヶ月間を、昭和52年7月末の「トイランド宝島」
創業以来30年間を過ごさせて頂きました感謝の月間として
「平常とは多少違った時
をお客様と共に過ごしたいと思います」
。  30年の過去にさかのぼり(とは言っても
多くの人達が、初期の頃にはまだ自分は存在していなかったと言われましたが・・・)
、どの様に過ごし、どの様に人と関って来たかを多少思い出していただき、時の流れ
が、確実に川幅を拡げ、多くのものをその中に溶かし込んで、大海に出ようとしている
ことを漠然とでも感じ取っていただけましたら幸いです。
 記念セールの準備には、私のモタツキにより大変時間がかかってしまいました。
準備に取りかかったのがゴールデンウィーク明けでしたが、ある程度まとまったのが期間
直前の今週になってからでした。   それまで全く手つかずでしたスタンプカードの
お預かり分の整理だけでも1ヶ月近くを要し、過去、出店・退店、増床・改装、その他
営業の軌跡でも、資料を見つけ出すだけでも大変時間を要しました。 見つけ出して
来た資料も年代が前後して不可解になるので、年代表を作りました。   おかげで
副産物として、1940年代〜2040年代までの年毎の主な出来事をまとめた「年代表」
を作ることが出来ました。  創業の52年にはTVのカラー放送化、映画で「幸せの
黄色いハンカチ」上映。 春日店出店の58年には東京ディズニーランド開園。 増床
の62年には世界人口50億人突破。  第2期増床の平成元年・2年には消費税の
開始、ベルリンの壁崩壊、天安門事件、バブル景気崩壊など激動の時代変化等々。
さらに、セピア化した写真〜近年の写真を編集し、店内にポスター掲示したところ、
多くの人に関心をもって見ていただいております(8月末日まで掲示予定)。
 記念セールとしてまとまったものは次の通りです。
★30周年のお礼 その1
  お買い上げ300円以上で「宝島商品券30円券」を差し上げます。
★30周年のお礼 その2
  期間中に限りお菓子にもスタンプカードが付きます。
  (ただしお菓子は200円に1個の押印とさせていただきます)
★30周年のお礼 その3
  スタンブカードが満タン(60個)になった方にはオリジナル プリクラシールを差上げます。
★30周年のお礼 その4
  30%引きコーナー(TVゲーム、花火、ぬいぐるみ等)、30%引商品(単品各種)
 私たち「宝島」が出来ることはそんなに大したことは出来ませんが、少し昔を思い出
して頂く媒体として、期間中ぜひ一度当店に立ち寄ってみてください。
 その結果「なにも変わっていない」と感じられるのも良し、「変わった」と感じられる
のも良し、どちらにしても私達は非常に有難く、幸せを感じます。
(ホ)

平成19年 5月 5日(祝)
 「春の遠足パンク」について












ピーク時以外ではゆっくり
買い物をしていただけます









ピーク時以外の店前風景











 年々春と秋の遠足シーズンは「PM4時前後〜PM5時半頃までの1時間半の間に
大集中」
する傾向が強くなって来ましたが、今年のゴールデンウィーク前の4月23日
(月)・24日(火)の2日間は予想外の大集中を来たし、店内外はパンク状態となって
しまいました。   開店からPM3時過ぎまではいつもの平日のように数組のお客様
のみで、のんびりとしています。 3時半過ぎた頃よりボツボツ遠足の生徒達が入店
してきます。 そして4時前後までには店内外はざっとイッパイになります。  ここ
までは今までの遠足シーズンと大差ない経過でした。  店外に駐輪された自転車も
何とか整理する事は出来ました。   ところが、PM4時を過ぎた頃から突然様相が
変わりました。  店内は満杯になり、循環しない上に、外部からどんどん入って来ら
れます。 当然一方の入り口のシャッターを閉めて入場制限をしましたが、店外では
道路をふさぐ放置自転車、入店待ちの人達、さらには買い物を終わって仲間を待つ
人達で溢れかえってしまいました。 こうなってはいくら自転車の整理をしたところで
さらに新手の自転車が増えるのみであり、焼け石に水とみて、店内のレジ待ちの人達
をさばいた方が少なくとも自転車の数は早く減ると判断してレジに専念しました。
しかし、通行の車が通行できない状態になり、所轄警察の出動を得てしまいました。
この時点で店内の全ての活動を停止、買い物かごはその場に置いて自分の自転車
を通行のジャマにならない様に整理して欲しいと案内しました。  しかし、この方法
ではほとんど効果がなく、十数分後にレジをさばいた方が余程店外の自転車の整理
には効果がありました。   ただ、後で聞いたところによると
お子様と一緒にご来店
いただいた数人のお母様が当日も翌日も自転車の整理をしていただいていたと聞き
ました。 お礼も言えずに大変失礼しました。 この場をかりて御礼申し上げます。
さらに、当店にご来店のお客様の駐輪による交通障害によるご迷惑をおかけいたし
ました方々にはこの場をかりて深くお詫びを申し上げます。

 この様に、ご近所の方、通行の方、さらにはお買い物にご来店いただいた方、関係
官庁と多方面の方にご迷惑とご心配をおかけすると言うことは当店としてはなんと
しても避けなければなりません。 それにはまず現状を把握しなければ対策を打つ
ことが出来ません。 売り上げ的には
10年ほど前の半分にも満たなくなっています。
それでもなおかつ、当時は来店者の自転車で店前の道路がふさがれる事はほとんど
ありませんでした。  その他、当時との相違点を少し列記します。
1、遠足の予算は以前の100円〜150円より100円〜200円と上がっており、
  遠足用入店者はむしろ少なくなっている。(1日約600名
→約400名
2、以前は遠足用入店者は低学年が2時過ぎ頃〜高学年が3時過ぎから7時半頃
  までまんべんなく入店してもらっていたのが、最近は「ゆとり教育」の影響か?
  習い事の影響か?3時半頃から
1時間半の間に入店が集中する。
3、以前は遠足用のお買い物も土・日曜日にも分散して来店してもらっていたのが、
  最近は土・日曜日にはほとんど無く、
平日に友達と誘い合わせての来店が多い。
4、最近では遠足シーズンのピークには
遠足用お菓子以外ではほとんど売り上げが
  無い
が、以前は遠足以外の売り上げもそこそこ有り、常連の大きい人達もいて、
  ピーク時には何も言わなくても自転車の整理もしてもらっていた。
5、以前から当店の価格、サービス(消費税なし、アメのおまけ)は変わりありません
  が、外部条件としては「仕入れ価格に消費税+販売高に消費税」が付される事に
  よって、他の多くの菓子販売小売店と当店との比較上の差が大きくなり、予算が
  決められる遠足のお菓子では余計に当店に集中するようになったのでは?
 その他私たちの知り得ないいろいろな変化があるのでしょうが、当店ではこのまま
自転車の放置による通行の障害を放置する事は出来ません。   地域に間歇的に
でも、ご迷惑をおかけする事は即ち経営の根幹である経営理念に反する事であり、
経営そのものが何のために行っているか?が問われる事態となるからです。
 そこで問題の根源である
放置自転車の対策ですが、いろいろなご意見を含めて、
可能・不可能は別にして列記しますと、概ね次の通りです。
1、ピーク時にガードマンを導入する。
  以前と違って学校全体が遠足日とはなっておらず、学年別、学校別に分散されて
  いるので、事前にピーク日を把握する事は難しい上に、もし可能であったとしても
  当店の現状の利益ではガードマンの費用は捻出できない。
  (1人当り平均売上高約120円−商品原価−上下の消費税−包装費−おまけ
   −商品運送費負担−商品ロス−電気代等諸経費)×400名とすると残るのは
   二千円にも満たず、経営的に成り立たない事は理解いただけると思います。
2、親戚・知人にピーク時の自転車整理の協力を得る。
  パンク時が事前に把握できない事と、前記4、の理由、またアルバイトについては
  上記1、の理由で協力を得ることは難しい。
3、学校に事前に自転車に乗ってこないように連絡してもらう。
  これは、地元校(若松・西冠小)であればいざ知らず、数kmも離れた校区より
  多くの児童がご来店してもらっています。 徒歩でのご来店は要請し難いです。
 その他出来ない事ばかりをいくら列挙しても仕方がありません。
 そこで、当店の現在考えられる対策としては、すでに4月24日(火)、25日の2日間
実施しました対策で、
店内満タン時(PM4時半頃)〜6時まで一時閉店という掲示を
掲げ、南北両入口を閉鎖しました。  結果、店内に満タンに残っていた児童生徒の
買い物とレジはスムーズに行きましたが、外であふれた人達が充満し、放置自転車
ではないものの、道路を塞ぐ状態は大して変わりない状態になりました。   さらに
後で聞いた話ですが、宝島が閉まっていて泣いて帰ってきたという事、自転車を放置
して近くの公園に遊びに行ったという事、外で待っておられた付き添いのお母様が
自転車の整理をしてもらっていたという事、等々、事前に情報がまわっていなかった
せいか、あまり良い結果ではありませんでした。 そこで急遽多少の方針を変更し、
自転車に乗ってこない人、または近くに駐輪していない人のみ入店してもらうように
しました。  その結果来店者からも大きな不満は聞かれず、店内も比較的快適に
買い物が出来て、スムーズにサバケました。  ただ「この前に自転車を置かない」
「どこへ置いたら良いか?という問に対して、私からは自転車に乗ってこない事とだけ
しか言えない」と言ったところ、近くの公園前の道路に放置して車の通行の邪魔をした
ということでした。 この件に関しては入店者がパンク状態ではなかったので、すぐに
駐輪者が特定出来、即刻対処してもらいました。
 そんな訳で、何とかこの春の遠足シーズンのピークは過ぎましたが、これから秋の
シーズン、また来年のシーズンと続き同様の事態が予想されます。
 当店の直接的な利益環境からすると、遠足シーズンは土・日曜日を除いては完全
閉店(定休日の木曜日と振替)する事が最も適しています。 しかし、その方法を採る
事が、地元地域の小学校だけでも11校、約5千名の生徒さんに対する社会的役割を
放棄すると考えるのは私たちだけでしょうか? おそらく当店に対する失望感は大変な
ものとなると考えられます。 従って、苦しくとも続けるのが私達の役割と考えます。
遠足用のご来店者にはなるべく土・日曜日のご来店を、さらに近隣の方には徒歩での
ご来店をよろしくお願い申し上げます。
(ト)








平成19年 3月 14日(水)
 「地元関連」について









 2月14日、地元TV局(高槻ケーブルネットワーク)よりTV番組取材がありました。
近隣の話題ネタを探して放送するレポート番組で、2月末〜3月初の約1週間オンエア
されました。 平日の昼過ぎの時間帯に放送されるため、ご来店いただくお客様での
視聴率は低いかと思っていましたが、相違してかなりのお客様より「テレビを見た」と
いう反響をいただきました。   意外と「地元情報に対する関心は高い」と言うことを
改めて実感させられました。  放送時間は約4分とコンパクトですが、それにかける
撮影時間は、準備も含めると4時間強にも及び、その間「ディレクター兼カメラマン兼
何でも兼」の製作部の担当の方はカメラを担ぎっ放し、気を使いっ放し、店外での
撮影ではずぶ濡れ、等々何とも大変な仕事で、本当に頭の下がる思いでした。
後日、同社の人がこられた時に少し話をうかがったところ、その後の編集作業その他
の作業では深夜残業もシバシバとの事ですが、1回きり何秒かのオンエアのニュース
についてはもっと大変であるとの事でした。  一方、リポーターとして出演いただいた
タレントの方はさすがに慣れたもので、事前の打ち合わせは全くといってもよいほど
無かったにも関らず、スムーズにしかもインパクトをもって撮影を進められました。
最も関心したのは、次に出演予定があり、ほぼ遅れることが間違いない段階になって
も「全然大丈夫です」と、当方に気を使わせない素振りを見せられたのにはプロ根性
を感じさせられました。    何れにしても、この様な陰の努力のもとに「普段何気なく
受取っている報道」という情報の伝達手段は成立つものと実感しました。
 3月2日、地元城南中学校、生徒会より宝島へ「感謝状」をいただきました。
内容は「わがまちイチオシアンケート」において、多くの生徒たちの支持を得られた
事により該当店となった様で、「日頃から城南中学生をはじめ、子どもたちに優しく、
親切に接して下さっています。 そして小さい子どもから大人まで楽しめるお店として
大変人気があります、これからも、私たちの町の自慢のお店として、私たち中学生を
温かく見守って下さい。 よろしくお願いいたします。」(原文一部中略)と言う感謝状で
、当店にとっては思いがけなくこの上ない喜ばしい、光栄なお言葉をいただきました。
事前に説明にお越しいただいた先生には、「叱ったり、一時入店禁止を告げた生徒も
おり、当店がそんなに人気になるとは思えません」と言ったところ、「かえってそれが
人気の様ですよ」とお答えいただきました。  そんなところも有難い限りです。
 本年7月末で当店創業以来、丸30年になります。  「TV放送」、「感謝状」ともに
当店の地元での足跡を評価してもらったと自己満足と感謝をしております。
 7月には「感謝イベント」として何をしようか・・・・?。 思案の片隅には15年・20年
以前に当店を「放課後のミニサロン」として利用してもらった人達の中で、現在でも
「使用期限無期限の宝島カード」をお預かりしている人達、又は「当時の宝島カード」
をお持ちの人達に対して、「何らかのアクション」がおこせたらとも思っています。
(ホ)

平成19年 2月 28日(水)
 「PC不調」について
 1月中旬、当店PCが突然カリ・カリ・カリという不吉な音とともに動きを停止しました。
ハードディスクの破損です。 ホームページ資料をはじめ、仕掛り中のほとんどの
資料が復元不可能となってしまいました。 4年前に第一線を退いていた、サブのPC
を応急で使用しましたが、メールとワープロ以外には即戦力とはなりませんでした。
それからの毎日は、真近に迫った決算処理とメインPCの復旧作業に多くの時間を費や
する事になりました。  以前と違って応援をしてもらう人も時間が取れず、システムに
関しては全くの初心者が試行錯誤しながらの復旧作業ですから、ほとんど前に進みま
せん。 そんな中で関連各社のカスタマーセンターの人達には大変助けてもらいました。
お蔭で一応の復旧が出来たのみならず、多少の基礎的な勉強をさせてもらいました。
 この間電脳店にご来店・ご注文をいただいたお客様には大変ご不便・ご迷惑をおかけ
致しました。  この場をかりまして改めてお詫びを申し上げます。
 なお、当店の大きな目標である「フリーランド」につきましても若干歩を進めることが
出来ました。 本件に関しましても試行錯誤の連続になるとは思われますが、じっくり
進めて行きたいと思います。
(リ)


平成18年8月 14日(月)
「高速道路」について



 つい先日、突然の急用により、鹿児島県阿久根市を訪問することになりました。
関東、関西各地に居住する者が高槻市に集まって800q強の距離を移動するのですが、
翌日12時に間に合うためには、多くの選択肢はありません。 所要時間で最も早いのは
飛行機ですが、発時刻・予約等の点で間に合いません。 フェリーを利用するのは最も
体力的に楽ですが、発時刻・所要時間の点で間に合いません。 鉄道利用も所要時間
の点で間に合いません。  唯一残った移動手段は「発時刻も旅程も自由に選択出来る」
車による移動でした。
 800qを約10時間で移動するためには時速80qの速度を保つ事が必要となりますが
、これには高速道路が切断されずにつながっている事が絶対の条件となります。
事実、訪問地近くの一般道の走行時間は約5倍で目算しましたが、道に迷いかけ、また
事故渋滞に遭遇しかけなど、薄氷ものでした。
 結局、時間にはうまく間に合い、無事用件を済ますことが出来たのですが、これには
我国を縦横に巡る高速道路網の整備がここまで進んだのかと、改めて思い知らされて、
大変感慨深い経験をさせていただきました。 インフラと言うのは、普段遠く離れて住まう
親戚、知人を物理的な隔絶感を薄める手段でもある様にも感じられました。
 交替運転とは言え、徹夜の往復走行は決して快適とは言えませんが、散見される街
明かり、海、山の清んだ空気、真直ぐに広がる平野、そして対岸まで泳いで行けそうに
見える関門海峡、帰路鹿児島市まわりで、薩摩国発祥の伊敷通り、桜島、霧島、阿蘇
など、各地の風土を垣間見る事もできました。
 時間帯の関係もあるのでしょうか、鹿児島では乗用車、商用車がほとんどでしたが、
中九州、北九州、中国と進むにしたがって、貨物車の割合が多くなってきます。 広島
辺りに来ると貨物車の中に所々乗用車が混じっているといった観になります。
 深夜便でヤマト便や郵便車の大型車が見えました。  宅配便システムの根幹部を
見たような気がしました。 4時を過ぎると建築資材を載せた小型トラックが散見される
ようになりました。 もし現場に遅れると人件費その他を含めて10万円を超える損失が
発生すると聞きました。 パーキングエリアの出入り口近くは勿論、高速道路のちょっとした
脇スペースで仮眠と思われる大型貨物車が多く止まっています。 大変危険なように
見えますが、時折見かけるフラフラ走行よりは余程マシなのでしょう。 長距離輸送で
宿泊の場合は宿代は運転手持ちと聞いた事もあります。 実態は私達には分りません
が、自分達の何年かに1度の徹夜長距離走行体験に比して、常時の交通戦争を真直に
見た思いがします。
 私達が普段何気なく取扱う商品、器具、荷物や、その他あらゆる物が、こうして物流
され、適材適所に配置されて行くとすると、より一層の大切な取扱いが求められている
ように思われます。
(リ)


平成18年6月 15日(木)
「季節・旬」について


















 年初来、公・私半々で「四季折々の季節行事旬の食べ物」について調べ物をして
来ました。
私達の住むこの国は、「春夏秋冬」それぞれに、素晴らしい趣のある「四季」が巡って
来る「季趣豊かな大地」にあります。 時間に追われて過ぎ行く「時の流れのひと時」
の中で、太陽や水などの自然の織りなす風物、そして何よりもその中で営む人々の
活動を通して、「四季」の素晴らしさが感じられるひと時が過ごせたら・・・

    ちょっぴり「季節を先取り」

という命題のもとに、海と大地が四季折々に、いかに私達に「豊かな贈り物」を与えて
くれるかを教わりました。 そして「それぞれの旬」が、そうでない時期と比べて、いかに
充実したもの(例えば栄養素は他の時期と比べて何倍も違います)であるのかを知らされ
ました。 さらに、その充実した旬を迎えるためには海底や地下での長い潜伏準備期間
を耐えてピークを迎えます。 私達はこの自然の循環サイクルの中で、寒期には温性の
食品を、暖期には寒性の食品を、そしてそれぞれに生活する郷土で育ち、郷土で収穫
された食品を体内に取り込んで生きてきました。 何世代にも渡る長い長い生活の中で
食品自身のもつDNAと、そこでの生活者のDNAを調和させながら生きて来ました。
   

 この調和の関係が我国ではここ数十年来、明らかに変化しました。
高度成長期よりの工業化→効率化→人口都市集中は郷土を離れ、違う土地で育った
食品を口にすることを余儀なくしました。 食品自身も効率化、工業化が計られ、季節
を超えた供給が成される様になりました。  細長くはあるものの、元寇・鎌倉期以来、
全国津々浦々に張りめぐらされた交通網・情報網は郷土の各々の特色を保ちながら、
地域間交流の違和感を無くしました。  適度の国土面積(378平方km、米国・中国の
1/25)と人口密度(128百万人で米国の10倍、中国の2倍強)は効率追求と集中を容易
にし、工業化(食品含む)は本来の「旬」を無くしました。
 この自然との僅かな不調和の状態が、私達の「身体組織の生成・維持」に少しづつ
悪影響を及ぼして来るとするならば、私達はその事実を謙虚に受け止めて、総合的・
抜本的な対策は無理としても、現代生活なりの対応を執る必要があると思われます。
 すなわち、偏食は言うに及ばず、「旬の食材」や「郷土野菜」の積極的摂取であり、
さらにはその必要性と効果を各人が熟知した上での、サプリメント(栄養
補助食品)で
あり、私達が取扱う「お菓子」も食品である限り、例外では無いと思われます。
 「お菓子の歴史」でも触れましたとおり、菓子は元々「非常食、朝夕2食の間食用」と
して、さらには「お茶受け点心→おやつ」として食生活の中に位置づけられて来ました。
主食を十分摂った上での「食生活の潤滑油」の役割を果たして来たものであり、まさに
サプリメントで重視するビタミン、ミネラル、ハーブ、アミノ酸の役割に似ています。
私達は、移り変わる人々の生活環境の中で、そして「食」をとり巻く社会背景の中で、
食品取扱い業者として、いま何が出来て、何をしなければならないのか?を再考しな
ければならない時期が来ているように思われます。
 ともあれ、春夏秋冬、四季を12ヶ月に分けて「季節行事」「季節の食べ物」「花暦」と
まとめて店内に掲示しましたので、御来店のお客様には一瞥を頂ければ幸いです。
ただ、七種類×12ヶ月=84種類をまとめても、なお4大穀物のトウモロコシをはじめ
豆類、菌類、海草、貝類、蓄肉類、牡丹、シクラメン、チューリップ、アロエ、すみれ、
など掲載から外れてしまった重要食品や主要な花が多くあります。 逆に言うと「季節
・旬」の材料はかなり豊富にあると言う事であり、この国の「自然・四季」は好き嫌いを
言わなければ「味わい、楽しむ暇がない程」かなり潤沢に季節の贈り物を贈り続けて
くれると言うことです。 
 私自身も、この調べ物をして以来、ご近所の塀の鉢植えが、川沿いの並木が、畑の
作物が、どんな経緯をたどって渡来したのか? 学名の由来は? 花の後の実は?
など色々な事が気になるようになりました。
(ホ)

平成18年4月 18日(火)
「業態変更」について







оクリーニング中止
о大塚→チェリオ

 下記で多少触れましたが、11年間継続させていただいておりました「クリーニングの
取扱い業務の中止」は色々な意味で当店の様相を大きく変えました。
クリーニング取扱いに使用していたスペースと来店客が変化した事は当然のことでは
ありますが、その変化の意味するところを、来店されるお客様の「うぁっ!また変った」と
いう喚声と共に、シミジミと味わっている毎日です。
具体的にはスペース面ではクリーニング取扱い用スペースは「事務所兼資材及び在庫
置場」とし、従来売り場通路や売台のあちこちに散乱していたパッキングケースや資材、
ダブり商品等が撤去出来たことが売り場の面影を一新しました。  その結果、時には
「カニ歩き」を強いられた通路も余裕をもってすれ違いが可能となり、上へ上へと積上げ
られていた商品も適正位置にもどりつつあります。  当然、わくわくしながら子供達の
意見を聞くのですが、大部分の「広くなった」とか「きれいになった」という意見の他に、
「前のほうが良かった」という意見もあります。 「どうして?」と問い返すと、「どこに行っ
たか分らない」という変革期に当然あるべき答えが返ってきます。 そして何事も無かっ
たかのように次の行動に移ります。 私達も目線を、動線を以前の位置にまず動かせ
ながら、新しい位置へと戸惑い移動する動作を繰返しています。
春の遠足シーズンに突入しようとしている時期となりました。  今のところ、多少広く
なったおかげで、従来人影に隠れて出来難かった品選びの時間が短縮され、自転車
も外に整然と置いてもらっています。 ピークにはどうでしょうか?
 一方、クリーニング部門では時に触れ、折に触れ色々なお話を聞かせていただいて
おりましたが、その部分が無くなったのは事実です。 その話題は団塊及び団塊ジュニア
世代の生活より自然に発生する悲喜こもごもの出来事や時事・季節などに関する生活
実感のあふれる話題が多くありました。 その部分での窓口が閉じられた事には一抹の
寂しさが感じられますが、営業を続けている限り、いずれ「子へ・孫へ語り継がれる事に
よって」接点も復活するであろう事を期待します。
 その様なマイナス面を私達はプラスに転化しなければなりません。  幸いにして
業態変更に伴なう改装の後はクリーニングに消費された時間が浮いて来ます。
私達には「宝島電脳店」というコミュニケーション手段があります。 そこには雄洋とした
世界があり、私達が探し求める朴トツで素直な生活像が想像されます。 毎週NHKで
放送されます「鶴瓶の家族に乾杯」をはじめ、全国各地の人々や生活を紹介する番組
には私達夫婦そろって何故か嬉し涙を浮かべながら見ています。  「この国に生まれ
育って良かった」と言うほのぼのとした感動を味わう瞬間です。  都会でも田舎でも、
その様なコミュニケーションがあり、自然に、そして社会に感謝しながら素直に生きて
行かれる姿を見た時、何とも言えない幸福感が味わえます。
 そのような感動をちょっぴり副産物として「宝島電脳店」の営業を続けたいと思います。
(ホ)

平成18年1月 26日(木)
「決 算」について
























  







 私達自営業者にとりましては「良くも悪くも評価と対応を否応なく迫られる」なんとも
陰鬱な決算期を迎えました。 
決算とは1年間の収入と支出の実績の総まとめであり、そのまとめた結果を税務署や
関係金融機関等に報告する作業であるとすると、それは正に私達自営業者の通信簿
とも言えます。 
成績が良ければ既存の路線に自信を持って継続・深化して行ったらよいのでしょうが、
現実はそんなに甘いものではありません。 当然(と言って開き直っていてはいけない
のでしょうが)私達の店でもここ10数年は売上の前年割れをずっと続けており、成績が
良い訳がありません。 ベースとなる売上が減っても、仕入れと経費はそれに見合って
減るものではありませんから、損益分岐点を割り込み、その結果は当然借金が増える
事になります。 これが大企業(中・小企業でも同じか?)であれば経営者は1年も持た
ずに交代を余儀なくされるところでしょうが、私達ごく零細企業の場合は「食物」がある
限り、世過ぎは出来なくても生き延びる事が出来るという強みを持ちます。 したがって
長期にわたる成績不振にも関わらず店舗閉鎖をしなくて済んでいますが、経済の常識
から見ますと明らかに異常と思われます。  しかし「パパママストア」「三ちゃん農家」
「家内工業」等、零細企業の経理的実態はこれとあまり変わらないと想像されます。
否、むしろ資金繰りという点に関しては、大・中企業も絶えず四苦八苦しながら営業して
いる様にも感じられます。  私は昭和40年代の高度成長期にその申し子とも言える
流通業界に所属し、地域営業企画担当者として職分を与えられ、時折り営業責任者の
代行として経営会議に出席する機会を得ましたが、あれだけ成長に次ぐ成長を続けて
いた会社でも資金繰りという面に関しては厳しいことも知りました。 ただ前向きの先行
投資に多くの資金を投入し、結果も残せた時代であったのでトップ層の顔にも未だ余裕
が見えましたが、現代であったならどうでしょう? しばらくして株式上場が見えて来る
と今度は「売上よりも利益」というムードで社内が一変しました。 株式による資金調達
を推し進めるためです。 そして資金調達に余裕が出てくると、独占的利益(地域一番
店)を求めて、得意・不得意分野に関わらず際限なきまでの急拡大を図ります。
 翻って、現代の我国企業実態はどうでしょうか?  欧米諸国に比して自己資本比率
は少ないと言われます。 規模の大小を問わず、借金は大部分設備投資や在庫投資
に当てられますが、まだまだ低コスト生産が出来る国との競争に生残るためには業務
改革、新規設備・人材投資が不可欠のものとなると思われます。 そしてやはり借金が
膨らんで行きます。 借金をするためには成績が優良でなければならず、その為には
経営者の短期的な経営手腕・実績が問われるという構図は変わらないのではないで
しょうか。  この短期実績至上主義とも言える我国産業界の変化をひしひしと感じる
機会が最近とみに多くあり、先行きの不安を感じるのは私だけでしょうか?
 対して私達、超零細企業は身の丈以上の借金は出来ず、その為前記の通り「食べ物」
さえあれば生き延びる事が出来るという強み(かなりの強がり?)を持っています。
この事が単に数字のみにとらわれず、企業の理念を追求しやすくする、私達の「自由な
営業」を保証してくれる環境であると言えばお客様に叱られるでしょうか?
 「決算」とは「予算に対する実績数値」であるとすると、その数値を形成するための
「事業計画に対する事業実績」と置き換える事が出来ます。  
そのような観点から見ると私達の店「トイランド宝島」は昨年、本年とその「取扱い事業」
がかなりの部分で変革の決断に迫られたと言えます。
1、17年6月末:写真D・P・E取扱業務の取止め。
        理由:デジタル化でアナログ写真の需要縮小
2、17年11月末:大塚製薬自動販売機の中止→地元企業のチェリオ導入
        理由:商品及び営業情報の密度希薄化の解消
3、18年2月末:クリーニング取扱い業務の中止。
        理由:本来業務(玩具・文具・菓子小売業)への集中
 その他、私達と取引いただく仕入先の状況は刻一刻と変化しており、営業場所の
 郊外移転、取扱い商品の品群単位の削除と重点商品への集中等、さらに当店HP
 「都市の変化」でも記しましたとおり、社会環境の変化は急をつげ、当店が必然的
 に対応を迫られる事象は多々発生しております。  まさに「時は移り」の感があり
 ますが、それでも次に「季節はまためぐり来る」という一節があります。 私達の店
 に当てはめると、御来店いただいていた少年・少女が成長し、やがて次世代の宝を
 手に入れて、共に御来店いただいた時の楽しみが期待できます。
  ともあれ、当店の当該取扱い業務はいづれも10年を超える歴史があり、その分
 お客様の需要にお応えさせていただいたことになります。 当然のことながら当店の
 一方的な都合による取扱いの中止はご支持をいただいたお客様には今後のご不便
 をお掛けすることになり、「困った、次にどうしよう・・・」と言われると、誠に心苦しい
 限りですが、これらサービス業と言うものは本来お客様のより近くにあって、利便性
 を追求しながら成立つ業種です。 したがってより便利な業者が直ぐに出てくるで
 あろう事を期待しまして、お許しをいただけましたら幸いです。
 有難うございました。  今後は玩具・文具・菓子部門に全力を傾注してまいります。
 必然的に宝島電脳店HP更新でも速度・内容ともにアップしなければなりません。
 したがって現状よりは改善できる予定でおりますので、引き続きご愛顧のほどを
 よろしくお願い申し上げます。
(ホ)

平成17年9月 24日(土)
フリーランド」 更新
について



水耕栽培
ミニトマト



家庭用水耕栽培
メロン
 またまた「銀河系超新星」のビッグバンと太陽系の誕生までさかのぼってしまいました。
「フリーランド」に宇宙が、しかも46億年も前の事がどうして関係あるの?と思われる人
が大部分でしょう。 自分でも、こんなに時間をかけて、ほとんど見てもらうアテの無い
サイトを作って何をしようとしているのか? 時々判らなくなる時があります。 それでも
やはり、コンセプトサイトはキッチリ持っておかないと「漂浪の営業」になってしまいます。
まして、未経験の営業分野となると、自分達がどこに在り、どこに進もうとしているのか
さえ判別できない状況が充分考えられます。  そこで、大変くどい記事になりました。
もし、ご覧になった場合は申し訳ございません。
 さて、内容は「生きる」と言うこと、その為の「糧を得る」こと、それには「水」が重要な
キーポイントとなることが大きな柱で、将来世界人口爆発による「食糧不足」があった時
にも、まず「水を知り」そして「水のコントロール」が絶対条件になると思われます。
 もう一方では、自然界の成り行きやコントロールのみではなく、人類は社会を構成」し
それによる恩恵を多分に享受してきた為、人類のみが持つ価値感や社会構成上の制約
を受ける事により、「ただひたすらに生きる」という事が出来ない事が解ります。
 この辺りは「動物行動学」という大変魅力的な学問と研究結果があり、この分野に
のめり込んでしまうと3年や5年は這い上がれなくなりそうなので、かじるだけにして
おきました。 
 なお、本題の「本質物」の取り扱いについてですが、輸送コストの面で現状では未だ
目途が立っていません。 特に生物食品に付いてはほとんど水を運ぶため、運賃比率
は高くなります。 郵便・ヤマト便で産地直送便が送料無料で好評を得ている様ですが、
本業の強みを生かして、さらに拡大して行ってほしいものです。 それが産地を活気付
け、産地の生産力を上げるなら色々な意味でこの国自体も活気付けます。  そうして
地域間相互の依存体勢が健全に進んで行った時には、愈々我々小規模企業の出番
となります。 何故ならば、生産者側、消費者側ともにニーズは細分化され、大規模
企業では、その全てに対応するには効率的に矛盾点が出てくるからです。
 とは言っても、その様な希望的な状態が訪れるかどうかは判らず、我々がその様な
状態を待っていれば、何時になったら「その責務」が果たせるか判りません。
 したがって、一考どころではなく、五考も十考もしなければなりませんが、当面の所
良い考えは出てきませんので、今後の課題とさせて下さい。
(リ)


平成17年7月 13日(水)
「ルーツ探し」
について













 約5ヶ月間の永きにわたって、私用で「時空を旅」してきました。
そこにはスンダランドから、当時氷河期により海面が少なかった南方より、ほとんど
陸伝いに移動して来た海洋民族(海彦)がいました。 一方同じスンダランドから北へ
移動した人達は、バイカル湖あたりで寒さのために行く手を阻まれ、極寒になんとか
生き抜くために、鼻腔を長くし、肺まで冷気を届き難くした、細面のモンゴロイドとなって
再び南下し、食糧確保の色々な技術を身につけながら、その一部が海彦より少し遅れ
て我国に移住して来た山彦の姿がありました。
 やがて、山彦のもたらした農耕技術が各地に伝わり、四季と水に恵まれた我国では
またたく間に農業立国になりました。 そして、律・令・班田制という古代共産制の導入
が成され、国民全てが公平に働き、公平に収穫を得るという理想が実現するかに見え
ました。 しかし、食糧備蓄は確実に人口を増やしました。  あくまでも明治時代以降
実施された人口統計から逆算した推量の数字ですが、「弥生時代60万人」「奈良時代
560万人」「平安時代690万人」「安土桃山時代1,230万人」「江戸時代3,000万人」で
「明治5年3,481万人」「大正9年5,596万人」「平成20年予想12,800万人」とみられます。
人口に見合う土地を得るために「新開田=荘園」が開発奨励(免税含む)されました。
しかしこの私有地制度は権利の発生を生み、その権利を護るための力が必要になって
きました。 こうして武士の発生を生み、この武力はより強くなる為に数量を必要とする
様になりました。 そして生産農民から専業の武士が生まれ、それが名門の頭領の下
に集まる武士団となりました。   そうなるとサービス部門を養う為の現業生産部門を
担当する農民の生産高はさらに上げなければ追いつかないようになるのですが、荘園
開発も徐々に山間僻地になり難しい中、大小を問わず武家の頭領は部下に土地を与
える使命(ご恩と奉公)を負わされます。 そんな時に「元寇の役」という我国未曾有の
国難が襲ってきて、かろうじて難を逃れますが、戦勝の土地は無く、戦備に要した出費
の回収の目途は立たず、武家の経済はいづれも逼迫します。 そして生存競争を掛け
た分捕り合戦が始まります。 親兄弟が敵味方に分れ、下克上あり、同盟の破棄あり、
闇討ちありで、何でもありのわりには、農繁期にはキッチリ戦闘を止める不思議な時代
でした。  そんな暗く長いトンネルに入った時代を生きた私達の先祖は、案外にこの
時代を「宿命的な大らかさで生抜いた」のかも知れません。  
人間は独立した人権を
持った存在と言われていますが、意外に他人との比較上でなければ「生きる事の基準」
を設けるのが難しく、劣悪な環境も「皆で渡れば怖くない」の心理が働くと思われます。

その事(社会を構成する)がむしろ、弱い存在の人類が、自分たちが弱者であると自覚
し、弱者である故の身体的、知的発達を成し得て、大型動物との生存競争に勝ち抜き、
種の保存を保ち、動物の王者として君臨できた一因であるとも思われます。
ただ、こんな時代ではあっても後世の私達に色々な財産を残してもらっています。
律令期より始るインフラの整備は既に道幅12mにも及ぶ直線の高速道路を備え、要所
には駅を設け、海洋航路も琉球から青森十三港まで「津々浦々」の開発がありました。
鎌倉期に制定された法律、「御成敗式目」は現在の憲法の様な存在で、武家統治の
特質上治安維持が多くを占めますが、律令から続く女性の権利はしっかりと守られて
います。 式目の第一に来るのは神社仏閣を大切にする事であり、この事がその後の
我国を支える大きな柱となります。 鎌倉期は今に残る大宗派の草創期になりますが
全国各地に社寺仏閣が設けられ、宗教の伝播のみならず、山伏や私度僧などの無数
の人達が医療・文化の普及にあたりました。 以来、識字率は飛躍的に向上し、中央と
地方の情報格差は縮まり、地方からの文化も多く発する事が出来る様になりました。
やがて社会の安定を最大目標に掲げた織田・豊臣・そして徳川政権へと移行し、保守
的で、変化は少ないが、精神を含めて既存資産を最大限活用する「リサイクル社会」を
造り、物質面とはまた違った国力の充実を図ります。 その後、世界の趨勢はこの国を
開国に向かわせ、「坂の上の雲」の時代を、それまでに培った人的資源により乗り切り、
「坂の上にやっと昇った」と思っていたら、世界からはまだ早いと叩かれ、自信喪失し、
やがて自信を回復し、そして今また混沌とした将来に戸惑う姿が見えました。
2000年に余る時間を数ヶ月で旅するのは当時の生活に迫れないかも知れませんが、
時の流れが、急流あり、淀みあり、蛇行ありと一定ではないまでも、やはり確実に下流
向かって進んでおり、そこに流れる水は、上流より様々なものを宿命的に包み込み
ながら、次に流れて行くという事を知らされました。 と言う事は
今我々が生活し、存在
する事自体が、未来の時の中に何らかの形で混在する
と言う事です。 私達の先祖は
その事を意識したとは思われませんが、無意識に感じ取っていたのかも知れません。
 ところで、ルーツに迫れたか?という本題ですが、答えはマダマダと言ったところです。
私たち庶民の戸籍は、明治5年に戸籍法が制定されて以来130年(律令期除く)になり
ますが、「戸」という集団単位で見る事が出来(除籍法では80年なので急いで下さい!)
ます。 したがってなんとかその辺りまではさかのぼれたとしても、江戸時代以前となる
と文書での確認は大変難しくなり、口伝・物伝・在地・職業などによる推量を加えなけれ
ばなりません。 そして行き着く先は、源・平・橘・藤・天皇家・アダムとイブへと連なり
ます。 上記人口推移からしても、有力氏族の家系図からしても、この「ネズミ算」とも
いえる家族の拡がりは、数代を経るともう離反し、敵対し、分裂する歴史を繰返す事も
多く経験してきました。  それが人間の動物としての性(サガ)であるとすると、
一人の
現存する人のDNAは過去何十万・何百万という人のDNAを受継いでいる訳ですから
中には高尚なDNAが、また下司いDNAが混じっているのは当り前であり、その良否
の判断をするのが、その人の生きていた時代の社会が求めるニーズや価値観である
とすると、人はきわめて社会的な存在であり、独り生きていく事は出来ないと言う事を
あらためて知らされます。
  そして、時代を超えた人類不変の価値観を求める事も、
次代に繋ぐ責務として我々に課せられます。  その為に私達は、源流にさかのぼり、
本流を確認しながら、物理的に不可能な未来へ時を進める心の準備をします。
(ホ)

平成16年12月 9日(木)
「未来の国」 更新と
「歴史」について



クローン技術





月旅行
 10月中旬から取り掛かりました HP 「未来の国」の更新作業が約2ヶ月間を
要して一応終わることができました。   ここで取扱っている商品群はベビー
用品からはじまって、幼児・知育玩具、各種ゲームなど、私達宝島に多くご来店
していただく、幼児や小・中・高校生の人達に大変関係の深い商品ばかりです。
 この人達にとっては、私達の年代よりも時間的には長期間の未来があります。
したがって、多くの可能性やチャンスがある反面、漠然として見通しのつき難い物
でもあり、それだけに不安感も大きい事は容易に想像されます。  まして近代
産業革命以後、物の変化とともに、人の動きも、社会的な仕組みも、社会構造も
日進月歩の変化、変化を繰り返しており、大部分の人達はその変化について行く
事で精一杯という状態では、明日・明後日を見通すだけでも大変な事です。
 その時代にあって、10年・20年先の未来を考える事は、ごく絞り込まれた分野
をのぞいて、人生の多岐にわたる未来予測は不可能に近いと思われます。
 それでも敢えて、生物は、人は、生あるかぎり未来を生きて行かなければなり
ません。 そこに永遠に繰り広げられる「未来論」があります。 これは、言う人も
聞く人も絶対の自信を持ったものであるとは考えられません。 もし絶対であれば
「ベビー用品:本能について」で記しておりますように、「科学」として成立つ分野で
あり、専門学部はおろか、義務教育の科目にあってもしかるべきと思われます。
 無茶論は別にして、この哲学的とも言える「未来の予測」に関して、私達人類が
持っている情報は膨大なものがあります。  それは過去の「歴史」です。
何故ならば、過去に生きた人達にとつての未来は、私達にとつての「過去または
現代」です。 私達と同じ様に未来に不安感を持ち、未来を予測し、未来を夢見て
「歴史」を形作りました。  その「歴史」をたどる事によってある程度の未来が見え
て来ることは多くの人に理解されます。 なかには「過去と未来は違う、人も環境も
全く違う、過去のシガラミに囚われずに0から出発して、新しい発想の元に新時代に
挑戦しないと何も生まれて来ない」と言われ、確かに新しい物や体制を創る部分に
おいては大変重要な態度と思われますが、人の未来を理想(夢想では無く)するに
は一般庶民の負担が大きすぎで、共感はされても協働は得ません。 人類の過去
の財産を捨てる(0からの出発)ということは、「もう生きていけない」と言う様な極限
状態にあり、捨てる物より拾う物の方が圧倒的に多くなければ動機付されません。
 そこに私達は過去先達から引き継いだ膨大な財産のもとに日々の生活を送って
いると言う前提があり、時をさかのぼる事によって、過去膨大な失敗経験があって、
それを繰り返さない事のためにはどうすれば良いかを教えてくれる貴重な財産が
あります。
先程「0からの出発」を否定的に見ましたが、「未来」を見る場合、この側面も否定
する事は出来ません。  0は極端でしょうが、人生には常に1%や2%は捨てて、
又は失くして新しい世界に入って行くと言う事が宿命付けられています。  まして
新天地を求めて米大陸に移住した人達は、家族、友人、育った土地・風土など二度
と見ることのないものを後にして「未来」を生きた開拓者であると同時に、技術革新
による自分達の世界の財産を最大限に新天地に生かした、文明の大いなる利用者
でした。 おそらく自分達の先達が切り開いてくれた文明の有難さを未開の土地で
実体験した事は、強烈にその後の「フロンティアスピリッツ」につながっていったもの
と理解されます。 これと同じ流れをもつ現象として、ヨーク、ジャージィにニューを
冠した地名を付けたり、歴史的遺物を非常に大切にするなど、「自分達はどこから
来て、どこに行こうとしているのか?」という、出自に対する強いアイデンテイティと
ノスタルジアが感じてとれます。
 何度も繰り返しになりますが、歴史をさかのぼる事は同時に未来を見据える作業
も行わなければなりません。 「発達課題」文中にも記しましたが人間には「if.then
go.to・・・」の定型式が無いので、予測は突発的なものを全て省いた「夢想」に近い
ものですが、どうやら人類は過去・現在・未来を通じて、自分達が獲得した文明は
容易に手放さないと言うことです。例えば植民地としての解放後も敗戦後も、たとえ
敵対した国の文明であろうとも自分たちに利があれば言語という異文化であろうとも
手放さないという事実があります。  反動的に情緒面では自分達のアイデンティティが
強く現れ、バランスを取ろうとします。
 近未来には人口爆発による食糧不足が予想され、SF的には小惑星移住も描かれ
ていますが、大なり小なり安住の地を求めて、「移住」と「異文化の融合」は確実に
あります。  
 その「移住の地の一角」には関係者以外が精神的に立ち入ることが
出来ない「昔見た家や風景」があり、そこを基地として
新しい世界へハーケンを打込
んで行く作業が続けられるように思われます。
(ホ)

平成16年10月 12日(火)
「夢の国」 更新と
「外来語」について





アイドルの元祖?
ジャンヌ・ダルク
 9月初旬から取り掛かりましたHP「夢の国」の更新作業が1ヵ月半を要して
一応終わることができました。  「ファンシィ キャラクター」から始まって、「アイドル」
「パーティー用品」と、結構時間を要しました。 アイドル関係は現状では正直低調
です。   いい加減にして次に進んでもあまり問題は無かったのでしょうが、
私達の店にとっては、男児が「ミニカー」「キャラプラ」「電子ゲーム」「エアガン」
等と遍歴するのに比して、女児は「ままごと」「ファンシィグッズ」と共に「アイドル」は
一とおり通る必須アイテムです。   過去多くの女の子達がその時々に人気を
博したアイドルに夢中になりました。 やがて時が過ぎると共にそれなりの興味
を見つけて旅立ちます。 流れは時によって太くなったり、細くなったりしますが、
このワクワク体験を今後も共感したいと思います。 その為には少し時間は要し
ても、わずか1ページの「一口メモ」のために数百ページの資料をあつめる必要が
あったとしても、取扱いの確信を得、商品に息吹を見つけ出すためにも、必要な
作業であると思います。
 一方、このシリーズを更新する作業で大変苦労した事があります。
それは「外来語」または「和製英語」が多いことです。  「キャラクター」って?
アイドル」って? 「ファンシィ」って?  まずそれぞれのタイトルから疑問符が
いっぱいです。   宝島電脳店のホームページをつくるにあたっては出来るだけ
国語を使用するように心がけて来ました。  「外来語」「和製英語」を使用すると
アイマイさが避けられなくなると思われるからです。 
 ちょうど、10月8日に国立国語研究所が官公庁の白書や広報誌で氾濫している
外来語の日本語への言い換えを提唱して第三回の最終報告書を発表しました。
それによると「アカウンタビリティ=説明責任」「ガバナンス=統治」「コンプライアンス=法令
順守」「スキル=技能」「ステレオタイプ=紋切り型」「ソリューション=問題解決」「ドクトリン=
原則」「プライオリティ=優先順位」「ボトルネック=支障」「マンパワー=人的資源」「リテラシー
=活用能力」「モビリティ=移動性」など32語の言い換え例を提示しています。
上記各項目の外来語の理解度はほとんどが25%未満であり、何のために外来語
を使用するのか解りません。 国際化の名の元に政策をなるべくオブラートに包んで
わざと解り難くして、批判を回避しようとしているようにウガッテ受取ります。
第1回で62語、第2回で47語、来年3月第4回が報告されると言われています。
まるで日本にいながらにして外国にいるような、これらの外来語を理解する人達と
だけお話をしましょうと言っているような、そんな感じさえします。
 当店HPの話に戻します。 私達がHP各シリーズで「一口メモ」としてクドイ様に
関連事項の説明を行うのは、おとづれていただいたお客様との情報の共有を出来
るだけ行いたいと考えているのは勿論ですが、併せて取扱い各シリーズの確固と
した指針と基地を得たいと思うからです。  私達が取扱う商品は常に流行に左右
され、現れては消え行く浮沈を繰り返します。 そんな中で漠然と商品を取扱って
いては目の前にある商品のみしか目が行きません。 そのことは自分達のために
ならないばかりでなく、ご来店いただくお客様のためにもならないと理解します。
ロッククライミングでハーケンを打ち込んで次に進む足場を築くように、次に進んで
行き止まりになれば、
直前のハーケンまで戻れば再チャレンヂが出来ます。 
そのような「足場固め」であり、方向性を定める指針であると考えております。
(ホ)

平成16年 8月 30日(月)
「菓子の国」更新について






天然着色料
クチナシの実
 ホームページの更新が遅れに遅れておりまして、せっかく「宝島電脳店」を
訪れていただたお客様には大変ご迷惑をおかけしている事と思います。
この場をお借りいたしましてあらためてお詫び申し上げます。
8月も最終に至って「冒険の国」を経てようやく「菓子の国」を更新することが
出来ましたが、未だ「夢の国」、「未来の国」、「希望の国」は長期間未更新で、
日々刻々変わる商品やサービス内容の更新が出来ていない事に「あせり」を
感じる毎日です。
当然変わったところから優先して更新するべきであると言う意見がありますし、
「もし、2〜3回HPに来店してもらって変わっていなければ2度と来店してもらえ
ない」と言われることは反論の余地がない事実でしょうが、そのためには「あっち
こっち飛んで情報を集積する作業」が待っており、大変個人的な事で申し訳あり
ませんが、私の作業能力ではスムーズに更新できるとは思われません。
学生時代、試験で解らない所があると、その箇所を飛ばして次に進むと、次の
箇所の問題は文字を目で追っているだけで、前の問題の残像が大きく頭の中
を占領してしまい、結局前にもどって決着をつけてから次に進んだ事を鮮明に
覚えています。 社会に出てからも、作業の出来・不出来に関わらず、一応の
作業完了の自己確認の後でなければ次に進むことが出来ませんでした。
前職を含めて、過去に私が司会進行する会議は何百回とありましたが、主題に
関しては少しでも参加者の理解が無いなと思われたら先に進めませんでした。
そのため、会議が予定時間内に終わったことはあまり多く記憶しておりません。
延べにすると膨大な数の参加者の時間を使った事になり、大変恐縮する次第
ですが、それでも、理解がなければ全ての時間を無駄に消費したことになると
考えますので、中途半端に先に進むことには大変ストレスを感じます。
 長々と未更新の言い訳をしてきましたが、当HP「宝島電脳店」の最終目標
であり、小売流通業の責務であると思います、
「地域活性化の一助」となるべき
地場産品、地域産品、本質物の紹介と流通を具現化したいと考えます「フリー
ランド」
に到達するにはまだまだ遠い道のりが残っており、順番に、ひとつづつ
クリアしていかなければ、途中で空中分解してしまい、その門前にも立つことが
出来なくなるような気がします。
 ともあれ、8月も終わりになって、ようやく「菓子の国」の更新を終えることが
一応出来ました。 今回は商品内容の変更もそうですが、以前より気になって
おりました、使用されている主要な原料を掲載してゆきたいと言うことが主題で、
スペースの関係から全て記載することには無理がありますが、主な原料名と
その説明を若干入れました。 「食品化学」と「食品工業」の研究・開発の成果
が「菓子製品」という「加工食品」にフンダンに利用されておりますので、その
成分である「たん白質」「ペクチン」「グルテン」「アミノ酸」「酸味料」「ブドウ糖」
「風味料、うま味料」等々、掲載したい事は山ほどありますが、これらは一寸
図書館に行くと大量に資料があり、また当HPでの役割とは若干異にします
ので省きました。 
「地域子供会の特別注文」で、役員の方が商品選定時に「アレルギーの児童が
いるので
卵が原料に入った商品は避けたい」という事を時折聞きます。 私達も
この「アレルギー」につきましては未だ勉強不足でして、今後は取扱い商品との
関連部分について勉強をして行きたいと思います。
(ホ)

平成16年 5月 17日(月)
 「パンクについて」
 





店内外とも、この時点では
まだ多少余裕があります













 5〜10年前、さらにその以前も含めても宝島はその能力・許容範囲を超えて
パンクすることはほとんどありませんでした。 ところが、ここ1〜2年は以前に
比して売上げ的には世間の例に漏れず、半減または大幅減になっているにも
かかわらず、パンクすることが多くなったように思われます。
 まず、
4月中旬、10月中旬「遠足、校外学習等のシーズン」です。 
1校だけであれば多くても100人足らずでしょうが、2校、3校と重なると、ピーク
の瞬間的には入りきれずにパンク状態になります。 
自転車の置く場所がなく、2重駐輪・はみ出し駐輪が当然のごとく行われ、当店
の係員がレジを放っておいて自転車整理にあたります。
やっと自動車が通れる程度に整理してレジに戻ると、30〜40人のレジ待ち客が
あります。  買い物カゴは無くなり、両手に持ちきれずにTシャツで抱えたり、
友達のカゴに入れてもらったり、小さいお菓子だけを選んだりして、窮地に対応
すべき涙ぐましい工夫が見られます。 そんな状態でも、児童・生徒のお客さん
達はただ、ジッとがまんして待ち続けます。 次の読みはしますが、不満は当然
あるのでしょうが、ほとんど口に出てきません。  レジ精算で予算と合ってまず
ほっとして、おまけをもらって満足して、まだ済ませていない友達の心配をして、
一緒に帰途に着く。 というパターンが多く見受けられます。  そのような状態
を見て当方も心穏やかでいることが出来ず、申し訳ない気持ちでいっぱいなの
ですが、目の前の作業を早く確実にこなす事が最良の道と割り切って作業を
進めます。  それでもどうしようもないと判断した場合は片方の入口のシャッター
を閉めます。  ピークは午後4時前後から5時半頃までの間がほとんどです。
以前は3時過ぎからなだらかなピークになっていたように記憶しますので、それ
だけ児童生徒の自由時間が少なくなったのでしょうか?
 つぎに、
4月末〜5月初旬にかけてのクリーニング部門のパンクが来ます。
この時期は衣替えのシーズンで冬物衣料のクリーニング最盛期を迎えます。
当店でも毎年この時期 「冬物外衣3点で900円」 という思いっきり破格値の
セールを実施しています。 普段930円のロングコートや830円のトレンチ
コート、700円のワンピース、670円のフードジャンパーなどを含め、いずれも
3点まとめて900円(消費税込み940円)という価格のため、ご利用いただく
お客様には大変ご好評をいただいておりますセールですが、とりあえずモノが
かさ張るため、当店の収容能力を瞬く間にオーバーしてしまいます。  物販
部門の通路を利用したり、ご近所さんには出来上がり品をお持ちしたり、寝具
関係のクリーニングをおことわりしたりして、お客様にご迷惑をおかけしながら
なんとかやり繰りしますが、最終は電話作戦と雨乞いを行います。
これもまた、「遠足・校外学習シーズン」と同様に当店の能力オーバーに起因
するところ大ですが、年々ピークと閑散の差が激しくなっている事をヒシヒシと
感じます。 この事は営業資産(人・物・金・設備等)をどのレベルに合わせるか
の修正を求められているものと思われますが、当然ピーク時に焦点を合せる
のは自滅を意味し、その結果はお客様の望むものではないでしょう。
 つぎに、8月末(関西地方ではこの時期地蔵盆が催されます)と12月中旬
子供会、自治会等で使用される
お菓子の詰合せの注文が集中することに
より、店内通路の閉塞(それにより陳列棚も何台かが閉塞)と要員の専従(営業
中は勿論の事、しばしば夜中まで従事)、さらには、たまにお客様との思惑違い
によるクレームとその処理など、パンクに近い状態が続きます。

「地域公共団体1割引」で多少詳しく触れていますが、現状では人件費を除くと
何とか赤字にはなっていないので、消費税率が上がるまでは当店の経営理念
の一環としてがんばって続けてゆきたいと思います。
(ホ)

平成16年 5月 17日(月)
 「PC不調について」
 昨年5月についで、3月下旬に当店のPCシステムに不具合が発生しました。
昨年に比べると、多少ダマシダマシ使えるだけマシだったのですが、HPのアップ
がうまく出来ず、「宝島電脳店」は一時、ホームの存在しない「まぼろしの島」と
化しました。   最近になってようやく更新が可能になりましたが、ただでさえ
掲載商品の更新が遅くなっているのに加えて、2ヶ月強のブランクは大きく、

この間ご注文いただいたお客様に多大なるご迷惑と失望感をお与え致しました
ことを改めてお詫び申し上げます。

原因は各種あると思われますが、HPに関しては、下記「消費税改正について」
でほとんど全ページにわたって下覧とリンクを張り、それを一度にアップした為
何らかの能力、または許容量をオーバーしたのではないかと推定しています。
 ともあれ、画像加工ソフトをのぞいて、ページ単位でならアップが出来るように
なりましたので、少しづつ更新をして行きたいと思います。
(ホ)

平成16年 3月 11日(木)
「消費税改正について」
 消費税法の一部が改正され、平成16年4月1日より適用されることとなって
 います。   今回の改正では次の3点が主な改正点となっております。
一、「事業者免税点の引き下げ」(年間課税売上高の上限3千万→1千万円)

二、「簡易課税制度の適用上限の引き下げ」(年間課税売上高2億→5千万円)
三、「消費税額を含めた総額表示の義務付け」
   その他、中間申告・納付回数、課税期間等の改正があります。
 これらの諸改正中、最も直接お客様に関わりがある改正点が「三、」の
 「総額表示の義務付け」です。
「総額表示」とは、例えば \1,029  \1,029(税込)  \1,029(本体価格\980)
      \1,029(うち消費税等\49)  \1,029(本体価格\980、消費税等\49)
      などと価格表示するもので、
     ☆商品本体(商品に添付または貼付けされる値札等)
     ☆店頭における表示(POP、ショーカード等)
     ☆各種広告媒体による表示(チラシ、新聞、テレビ、インターネット等)
 それがどのような表示媒体により行われるかを問わず、総額表示義務の対象
になります。
 これは従来、消費者が商品または役務サービス等の購入に際して、「手持金
がいくらあれば購入できるのか?(主として暗算での掛け算とタシ算が必要)を
作業する面倒さを無くする」という点では、既に一部の営業者の間では実行され
てきた事ですが、そこから源流にさかのぼって行かなければならない営業者に
とっては、「原価+諸経費+消費税=売価設定」という一連の作業の中で、多分に
複雑な計算作業が加わるという事もあり、さらには「ポッキリ価格」「98価格」等
の値ごろ価格訴求のインパクトが弱くなることも総額表示が定着しなかった要因
と考えられます。 
「宝島の場合」
 
当店では従来より「消費税は頂いておりません」
 その理由として最も大きいものは、当店の主力取扱い品目に「駄菓子」及び
「小物雑貨」があるからです。
  リンク先でご覧になれば多少御理解が得られる
かと思われますが、特に店頭での主体の売価は10円・20円・30円商品です。
少量ですが5円商品もあります。  当然の結果として、消費税を頂くにはかなり
の無理があります。 さらに、これらを補完するものとして「駄菓子や小物雑貨の
当て物」には消費税分を明らかに意識された物として、5%余分に添付された商品
も一部にはあります。
 次に大きな理由は、私達「宝島」に御来店いただくお客様の多くが「幼児を含む
児童生徒」であるということです。 「缶ジュース100円販売について」巻末でも
触れておりますが、価格表示の問題は多少解消されたとしても、現状105円の
お小遣いをお子様に持ってやらせる御両親はほとんどありません。  消費税の
システムについて、お子様の説明理解を得るにはかなりの努力と根気が必要に
なると考えられます。 一緒に買物をする方が楽でしょう。 したがって、その分
お子様の社会参加の機会が少なくなると思われますが、いかがでしょうか。
(リ)


平成16年 2月 15日(日)
 「生産農家の訪問」



 1月下旬の3日間、都合により生産農家を訪問する機会を得ました。
場所は鹿児島県、大隈半島のほゞ中央に位置するシラス台地に覆われた平野
の広がる農村地帯です。  そこは、1級河川が平野中央部を貫流するものの、
水利という点ではけっして恵まれた土地ではなく、江戸時代初期までは何も無い
原野が広がっているのみであったそうです。  江戸時代中期になって、やっと
時の為政者、島津家の殖産振興策により、硬い岩盤層を掘削してようやく水路
を開通、多くの新田を開発した歴史があります。 現在では見渡す限りの田畑と
野菜の促成栽培を行うハウスで埋められており、緑豊かな農村を感じさせます。
しかし、ここでも後継者不足と高齢化は例外なく進んでおり、農業生産者の主役
は60〜70歳代の人たちです。  その年齢でもなお且つ農業生産が出来るのは
何故なのかお伺いしたところ、農業機械によるところが大であると言う事でした。
 私は「きゅうりのハウス栽培」の現場を見学させてもらい、ほんの少し手伝わせ
てもらいましたが、どの作業も熟練と勘を要するもので、簡単に入り込めるもの
ではありませんでした。  わずかに出荷時の一部工程のみお手伝いする事が
出来たのですが、集荷便の時間に合わせる為、時間との勝負でした。  また
摘み取り作業の時間不足による、多くの「時期遅れ(特大3L寸)きゅうり」の目撃
もしました。  生き物相手であるため、最盛期にはいわゆる「夜討ち朝駆け」の
作業が続きます。 そこには機械や装置は利用しているものの、「生き物として
の農産品を育てる」ための作業が、態度がふんだんに見られます。
 口に含むと甘ささえ感じる、この上ないジューシーで新鮮なきゅうりをたらふく
お土産にもらって帰り、半月近くたっても「スーパーで買ったきゅうり」とは全く
別種であるかのような美味しさを保つきゅうりを食べるたびに、「これがいつまで
続くのか?」、きゅうりに限らず、この国の農業生産者がなんとか「その農産品」
を守っていられる間に、さらには「その国土」をなんとか保全してもらっている間
に、消費者との橋渡しをする役割を担うべき私達流通業が、なんとか生産地の
体質を再度強くする協働体制を採る責務があることを強く感じました。
 その後、この話題を持ち出すと多くの人達が、田舎でお爺ちゃん、お婆ちゃん
が今も農業をしており、美味しいお米や野菜を送ってもらうので、大変有難いが、
高齢でいつやめるか解らないので、そうなったら寂しいという話をよく聞きます。
なんとか「その話を集約すること」が出来たらと思われます。
   
 参考{フリーランド}
(ホ)

平成16年 1月 3日(土)
 
「改まるということ」



 平成15年は何か「この様な事が出来た」というようなはっきりした達成感の
無いまま過ぎ去ってしまいました。 そのくせ時間にだけはキッチリと追われ、
平素あれもやりたい、これもやりたいと言う課題だけがどんどん膨らんでゆき
その実、何もかも中途半端で終わったというのが私の実感です。  
 皆様はいかがでしょうか?
私達は高度成長期に仕事を拾いまくって過ごし、バブル崩壊期には「守るため
に」さらに仕事を見つけ、今また物余り・デフレの時代には「付加価値を付ける
作業」に多くを費やされているのが平均的な姿ではないかと思われます。
そこには時代背景を超えた我民族の性向のようなものが感じられます。
狭い国土をギリギリまで開墾し、豊富な水を利用した付加価値の高い良質の
作物を獲るために高度に専門家され、絶えず改良を必要とされた、農耕民族と
しての我国の風土に根ざしたものと深く関わっているように思えます。
良く言えば「勤勉」、悪く言えば「貧乏性」、それらが「5人組」あるいは「門」制度
として、共同責任体制が採られたことにより、自分だけが安穏としていられない
という強迫観念が染着いたものが国民性となったように思えます。
我国の歴史として捉えると、「豊年・豊作」「豊漁」などデフレ傾向の方がプラス
としてとらえられています。 対して「凶作」「不作」などインフレ傾向は大変な
マイナスとしてとらえられました。 つまり資源の少ない我国は物不足=インフレ
という弱点が構造的に宿命づけられているのかもしれません。
 年が改まりました。 新春正月の行事は「豊年」を祈願するものが多くあり、
「春・夏・秋・冬」自然に対する準備の中でも、まず心の準備から入ろうとした
もので、「行く年」を見直して感謝しながら、改めて「来る年」に祈願し備えると
言うものです。
 従って「改めて」という言葉は過去を全て無くしたり、チャラにしたりすること
とは異なり、良いにつけ、悪いにつけ、過去に経験した土壌の上に立って「次」
に対処するということが求められます。 「ゼロからの出発」とよく言われますが
現実には有り得ません。 それは「過去のいいとこどり」をしただけの話です。
 ここ数年、急にデフレが解消されるとは、余程の天変地異が起こらない限り
考えられませんが、回りを取り巻く環境(世界人口増、気候不順、地震など)は
食料品を中心に、確実に「物不足」の時代に近づいています。
その時に私達は「何をなすべきか」。 「今のまま」では変化についてゆくことは
困難です。  人類に限らず地球上の生物は増えすぎたり、自然環境の変化に
ついてゆけずに滅び去った実績を数多く経験してきました。 そこに自然に対す
る畏怖の念をいだくと同時に太陽や水、大地に感謝もしてきました。その中から
自然を利用し、自然を克服し、自然と調和して生存して来ました。
 流通業として、なすべき事のヒントは歴史の中に大量にあります。
紀伊国屋文左衛門、田屋嘉兵衛しかり、坂本竜馬もしかりです。  
彼らが
目指したものは単に「江戸や長州の人達の需要」に応えることのみではなく、
供給先である紀州や薩摩をも生かすことにありました。 この当り前の事実が
片手落ちになりがちなところに「分業化・細分化」の危うさがあります。
 物余り
の時代の驕りがあります。時や自然は克服されて当然という過信があります。
その時になって私達は「自然界の逆襲」と余裕を持っていられるのでしょうか?
 そこに「改まる」と言う言葉の意義があると思われます。 
   参考{フリーランド}
(チ)

平成15年10月 8日(水)
 「マニフェストについて」



 このところ新聞やテレビ等マスコミに「マニフェスト」という言葉がよく出て
きます。 我国では平成2年より「マニフェスト制度」と言うものが行政指導
により設けられ、産業廃棄物の処理を把握するための管理表のことを「マニ
フェスト」と言われてきましたが、最近政界でよく使われる「マニフェスト」は
これとは少し違って、英語の「Manifest」宣言、声明書から由来するもので、
「政権公約」なかでも公約に数値目標や財源、期限を明記して具体性を持た
せ、解り易くしたものと言われます。
1997年英国の総選挙で労働党がマニフェスト対決で保守党から18年ぶりに
政権を奪還したところから我国の民主党が研究しそのモデルにしたようです。
 ところでその中味ですが、リベラル派政党と称されるだけに、労働者・住民
の福祉や環境・公害、官公庁のムダを省く等の点においては、かなり具体的
に公約宣言されており、これが地方公共団体であれば、一定の評価は出来る
でしょうが、国家政策となると大変物足りないものを感じます。
たしかに地域の集合体が国家であるという考え方も出来るかも知れませんが、
それでは地域連合とか地域共同とかいう発想は成り立たないことになります。
 現在国民の多くが抱えている不安は「治安」と「老後または将来の生存」に
対する不安があり、これは{国について}でも触れましたとおり、
「国民の生命・
財産を守る義務」
が国民から国家に信託委任されていることからしても、国家
としてはこれを抜きにしては国民の信託に答えたとは言えないでしょう。
「治安」の問題では警察官の増員が掲げられていますが、地方公共団体では
大変重要でしょうが、外から流入する原因に対し後追い作業するのであれば、
ゲリラ対策と同じでどれ程の要員が必要か?  少年法や安全保障を含めて
やはりこれは国家としての仕事になるでしょう。 
「世代間扶助」の問題は財源
だけを考えていると、それこそ「次世代に負担感、前世代の背負れ感」のみが
残ってくるので、老世代の特色を生かした「世代間相互扶助」のさきがけを
つくってもらったらと願います。
「経済問題」を因果関係を無視して数字で掲げることには、短期的効果は別と
して、長期的には大変リスクを伴います。 前年比何%アップとか何%縮減
という場合、無理やりその数字に合わせることによって関係先との歪が生じ、
取引先などとの相互扶助(共通の理念遂行に対する)が損なわれることの無
いよう細心の努力がはらわれなければなりません。  これは、中長期を担う
経営者の絶対的責任で、それは担当者段階で考えなさいと言う逃げは許され
ません。 少し政権マニフェストからそれましたが、数字には「ねばならない」
はあくまでも前提条件であり、不正やムダは別として、従来あったものの良さ
を残しながら改革をやる場合には、「無理な場合は出来るだけ管理者自らの
手でフォローする」と言うことが1億余の国民の将来に必要な事と思われます。
 ともあれ、具体的な数字が示された事は、一人一人の国民生活と結び付け
やすくなった事で、今後議論や判断が拡がってゆくことは大変歓迎するべき
ことと思われます。
(ホ)

平成15年10月 7日(火)
 「写真ファイルの整理」
新しいPCに乗り換えたのはいいのですが、ホームページビルダーをはじめ、
最新版ソフトの扱い方がなかなか理解できずに、これも例外なく必要部分の
つまみ食いのための試行錯誤の連続です。  私にはやはり数年前に発売
された「フォトDX」のような機能ボタンの少ないソフトの方が解りやすいように
思えます。 ただ、新しいソフトは以前からやりたかった事が機能として入って
おり、じっくり使い込めば色々な事が出来るようです。 ビジュアル系のソフトを
色々かじって見ましたが、ヘルプ説明を全てプリントアウトして読むのですが
途中で理解できなくなるのがほとんどです。 PCは無限に時間を消費する事が
実感されます。
多少私でも使えるかと思われるソフトでホームページの更新に取り掛かろうと
したのですが、摂り貯めた写真ファイルがどこにあるか解らず、それらを整理
するのに1ヶ月以上を要しました。 結局「商品写真その他関連写真」を含めて
数千以上を数え、次にどうするかが頭の痛いところとなりました。
いずれにしても滞っていた商品の更新作業を少しづつ再開してゆく予定です。
(ホ)

平成15年8月28日(木)
 「PC故障について」
5月中旬にパソコンの不具合が発生して以来、ようやくホームページの更新
ができるようになるまでに、実に3ヶ月強もの時間がかかりました。
PCに多少詳しい人であれば、2〜3日で修復できると思われますが、基礎部分
を応援者に頼りきりにしていた結果、どんどん深みにはまり、深い迷路に入り
込んでしまいました。  結果、新規にPCを導入したのは良かったのですが、
アカウントや各種分野のパスワードなど、なにがどうなっているのか、解らなく
なってしまいました。 説明を読んでも横文字が多く、何度読み返しても理解
できないことが多く、PCを離れて他の作業をすることが多くなりました。
結局数回の応援を得て、なんとか基礎部分のみは復旧したように思われます
が、必要部分のつまみ食いをしていた報いが来たものと痛感させられました。
この間におそらく、ご注文・その他の照会をいただいたお客様が多数おいでに
なったと推測されますが、この場をかりて、
ご不審、ご不便、ご不満をおかけ
致しましたことを改めてお詫び申し上げます。大変申し訳ございません。

 一方、その間に以前から手を付けたいと思っていた、次の二つの新業態の
開発に着手出来たことは、その間にご迷惑をおかけしましたお客様には大変
申し訳ありませんが、「不幸中の幸い」の感があります。
(ホ)

平成15年5月22日(木)
 「クロネコ宅急便取扱い開始」


クロネコヤマトの宅急便の取扱い代理店(ヤマト運輸参照)となりました。
宝島電脳店として、インターネット通販を行うには物流システムの多チャン
ネル化は、お客様の利便性を考えると必須のものです。
同社の企業姿勢は、以前より聞き及んでいましたが、現在までの担当ドライ
バーの人達の言動の中にも、「お客様のために」という営業姿勢が充分に
感じてとれます。
ともあれ、地域活性化のためのフリーランドの展開には、物流システムの
確立が前提条件となりますが、半歩前進といったところと思われます。
車で2〜3時間走れば別の地方へ移動することが出来る、インフラの高度に
発達した、狭い国土の我国ですが、経済的物流と言う点では意外に地域間
の壁は高いと言う事が感じられます。
よく言われております地方分権の中でも、地域活性化のハード面での基礎
部分としてのインフラの整備(港湾、道路等の箱物整備のみではなく、運輸・
通信を含めた、地場産業・地域零細企業などが共同利用できる公共の物流
システム)が、それこそ官民一体の作業として待ち望まれます。
それに参加する運送業者は、より公共性が高いものとして誇れるでしょう。
(ホ)

平成15年6月 2日(月)
 「森永乳飲料取扱い開始」

森永牛乳辻子販売所より冷蔵ショーケースが届き、菓子コーナーの一角
に設置。 翌3日より森永乳業
森永乳飲料、果汁飲料、デザート類などの
販売
を開始しました。
当店に隣接していると言う点で、物流の短縮、冷蔵物流、1個単位の販売等
の各種メリットを得ることができます。
飲料に関しては大塚のポカリスエット・オロナミンC、ポッカのデカビタC・キレートレモン
に続いて、森永のマミー・アロエドリンクが好評で、健康志向飲料が売上の上位を
占めるのは大変心強く、販売し甲斐があります。
 ※このコーナーは宝島電脳店にご来店いただいたお客様に対する宝島からの一方通行のメッセージです。
    双方向メッセージをご希望の方は、 をご利用下さい。

(イ) メッセージ商品 お客様から問合せのあった商品の説明、写真紹介など
(ロ) 新発売商品 メーカー新発売品、新発売予定品など
(ハ) 新入荷商品 宝島の新入荷品、中古買取り品など
(ニ) 注目品 希少品、廃番品、その他理念商品など


(ホ) 営業に関すること ホームページ作成、パソコン取扱い、新業態開発など
(ヘ) お客様に関すること お客様との会話、側聞、その他
(ト) 地域に関すること 学校行事、地域行事、その他
(チ) 時事に関すること 政治、経済、外交、防災治安、その他
(リ) その他 その他何でも


      
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