春 夏 秋 冬 |
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私達の住むこの国は「春夏秋冬」それぞれに素晴らしい「趣き」のある「四季」がめぐり来る、 「季趣豊かな大地」にあります。 時間に追われて過ぎ行く「時の流れのひと時」の中で、太陽や水などの自然のおりなす風物、 そして何よりもその中で営まれる人々の希望と祈りに似た活動を通して、「四季」の素晴らしさ が感じられるひと時が過ごせたら・・・ 「時」はちょっぴり先取りすることによって、何となく長く感じられませんか? |
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※行事の時期や季節の食べ物・花の旬の時期は地域によって異なります。
※誌面の関係上、旬の食べ物・花の掲載は各1点とさせていただきました。
店内には多少多く掲示しておりますので、御来店の節にはご高覧下さい。
一 月 |
1月 新 ま る 冬 2007年 | ||
1日 元旦(旦=日の出る朝) 2日(火) 初夢 4日(木) 官庁御用始め 7日(日) 七草粥 8日(祝) 成人の日 11日(木) 鏡開き(武具足に飾った餅を刀ではなく木槌で打ち割る) 15日(月) 上元(中元7月15日、下元10月15日との3元) 17日(水) 土用 20日(土) 大寒 26日(金) 私学願書出願 |
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旬の食べ物 | ![]() |
品名:鰤(ぶり) 属:スズキ目 アジ科 ブリ属 旬の時期:12〜2月 ☆3〜4月東シナ海・九州近海で生まれ、流れ藻について成長していきます。 この頃の稚魚を「藻ジャコ」と言います。 その後毎年、春から夏にかけて 北上、晩秋から冬にかけて南下を繰り返し、2年で50cm、5年で80cm程度 に成長し、呼び名が「ワカシ・ツバス(20p前後)、イナダ・ハマチ(40p前後)、ワラサ・ メバル(60p前後)、ブリ(80p以上)(左関東・右関西)」と順次変ります。 ☆武将は出世する度に名前を変える習慣から、ブリも出世魚と言われます。 ☆ブリの旨みは脂肪分が筋肉組織の中に入り込んでいるところにあり、 エキス分はヒスチジンやトリメチルアミンオキサイドが多いことによります。 |
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1月の花暦 (ハナゴヨミ) |
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品名:寒椿(カンツバキ) 属:椿科 ツバキ(カメリア)属 開花期:11〜2月 学名:カメリア サザンカ フジコアナ 学名の由来:カメリア=ツバキ、 サザンカ=日本名 ☆山茶花と学名も花の外観もほとんど違いがありません。 花が落ちる時に 山茶花が1枚1枚バラバラに落ちるのに対して、椿は花が丸ごと落ちるので 「落首」として昔は武家に嫌われました。 ☆寒椿は枝が横方向に伸びるので、背丈があまり高くならず、他の椿とは違 ってせいぜい1mぐらいにしかなりません。 |
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二 月 |
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2月 春 を 望 む 2007年 | |
3日(土) 節分 4日(日) 立春 10日(土) 私立高校入試 11日(祝) 建国記念日 12日(月) 振替休日 14日(水) 聖バレンタインデー 15日(木) 涅槃会(釈迦入滅) 19日(月) 雨水 23日(金) 公立高校前期入試 |
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旬の食べ物 | ![]() |
品名:甘藍(キャベツ、カンラン) 属:油菜科 アブラナ属 旬の時期:1〜3月 学名:ブラシカ オレラセア キャピタタ 学名の由来:ブラシカ=キャベツ、 オレラセア=栽培 ☆緑の栄養タンクと言われる程、有史以前よりギリシャ、ローマなどで好んで栽培 され、ヨーロッパ各地で現代のキャベツ類(ブロッコリー、カリフラワー、キャベツ等)に発達 して来ました。 ☆キャベジンと言われるビタミンUは胃・十二指腸潰瘍の予防・治療に効果を発揮 し、胃酸の分泌を抑え、肝臓中の有害な脂肪を減少させる効果が知られて います。 また硫黄、塩素等のミネラル分は胃腸を浄化し、丈夫にします。 |
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2月の花暦 | ![]() |
品名:梅(ウメ) 属:バラ科 サクラ属 開花期:1月末〜4月初旬 学名:プラナス ムメ 学名の由来:プラナス=スモモ、 ムメ=江戸時代ムメと呼ぶ ☆中国原産で、奈良時代の遣隋使が中国から持ち帰りました。 当時は 桜(山桜のみ)よりも愛でられましたが、暫時桜に人気が移行しました。 ☆花は桜とよく似ていますが、咲き方も散り方もゆっくりしていて、別名 「春告草」「風待草」と優雅な呼び名が付けられています。 ☆「梅一輪 一輪ほどの あたたかさ」服部嵐雪、と季節を反映します。 |
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三 月 |
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3月 春 の あ け ぼ の 2007年 | |
3日(土) ひな祭り 7日(水) 公立高校出願 14日(水) 中学校卒業式 16日(金) 公立高校後期入試 18日(日) お彼岸 21日(祝) 春分の日 23日(金) 公立高校合格発表 終業式 → 春休み |
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旬の食べ物 | ![]() |
品名:苺(いちご) 属:バラ科 アナナス属 旬の時期:11月〜翌年5月 学名:フラガリア アナナシア 学名の由来:フラガリア=薫る アナナシア=アナナス属 ☆南アメリカ原産。 我国には徳川末期にオランダから渡来したのでオランダイチゴ と呼ばれますが、当時は普及に至りませんでした。 本格的な栽培が始った のは明治末期からで、主にジャム用に生産される欧米諸国と違って、生産高 第3位の我国は生食用の果実の大きい酸味の少ない品種が生産されます。 ☆英語名のストロベリーは苺畑に麦わら(ストロー)を敷いたことから呼ばれます。 ☆ビタミンCや妊娠期に良いとされる葉酸が多く含まれます。 |
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3月の花暦 | ![]() |
品名:土筆(つくし) 属:木賊科 トクサ属 開花期:ツクシ3月、杉菜翌年4月 学名:エクイセタム アルベンセ 学名の由来:「エクィス=馬+サエタ=刺毛」=スギナ ☆つくしは杉菜の胞子茎(新芽)のことで「付子」とも書きます。 ☆「つくし」の名は船が港から出入する通路を示した「澪標(ミオツクシ)」から 来ており、突っ立った杭のように見えることから名づけられました。 また、漢字の「土筆」は土に刺した筆のような姿から名づけられました。 ☆似た植物に同属の「木賊(トクサ)」があり、山中の湿地に多く生えています。 |
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四 月 |
4月 春 ら ん ま ん 2007年 | ||
1日(日) エイプリルフール 9日(月) 入学式、始業式 中旬 身体測定 家庭訪問 20日(金) 穀雨 中旬 授業参観 後半 春の遠足 29日(祝) 昭和の日 30日(月) 振替休日 |
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旬の食べ物 | ![]() |
品名:真鯛(まだい) 属:スズキ目 タイ科 旬の時期:3〜4月 ☆整った姿、美しいピンク、美味しさと焼いたり干したりした時の保存性が 良い事から、昔から海の魚の王様と言われ、宴席の主役になりました。 ☆成魚は水深30〜100mの岩場に棲んでいます。 寿命は40年と言われ 大きいものは1mにも達します。 全国の岩礁地に居ますが明石が有名。 ☆旬は産卵期直前の桜の季節で、この頃の鯛を「桜鯛」と言って珍重します。 ☆鯛には旨み成分のイノシン酸が多く、またエサとして常食している海老や カニ類のグリシン、タウリン、クレアチン等の甘味成分が移って甘く感じさせます。 |
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4月の花暦 | ![]() |
品名:躑躅(つつじ) 属:つつじ科 ツツジ属 開花期:4月中旬〜5月中旬 学名:ローデンドロン プルキュラム 学名の由来:ローデン=バラ+デンドロン(樹木) ☆ツツジは万葉の時代から親しまれており、花が連なって咲く事から「つづき」 と呼ばれ、花が筒状であることから「つつ」、次第に「つつじ」になりました。 ☆英語ではつつじ、皐月などを含めて全般を「アザレア」と呼びます。 ☆学名の「プルキュラム」はラテン語で「優雅な」という意味で、花爛漫の開花期 と共に、我国では園芸品種として最も多く栽培され、300品種を超えます。 |
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五 月 |
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5月 新 緑 の 輝 き 2007年 | |
1日(火) メーデー 2日(水) 八十八夜(立春から88日) 3日(祝) 憲法記念日 4日(祝) みどりの日 5日(祝) 子供の日 初旬 家庭訪問 13日(日) 母の日 中旬 林間学校、修学旅行 20日(日) 計量記念日 下旬 授業参観 |
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旬の食べ物 | ![]() |
品名:梅(ウメ) 属:バラ科 サクラ属 旬の時期:5〜6月 ☆花には白梅と紅梅があり、梅干の実となるのは白梅の実の方です。 ☆戦国期には戦時携帯用の食糧として、江戸時代には各藩が非常食として、 梅干を作ることを奨励したため、全国各地に梅林があります。 ☆5月病(医学用語では適応障害)のイライラ感を解消するにはカルシウムを 摂取することが有効と言われますが、カルシウムのみをいくら沢山摂取しても その吸収を助けるビタミンDを一緒に摂取しなければ有効ではありません。 梅干が含むクエン酸はさらにカルシウムの吸収を有効にします。 |
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5月の花暦 | ![]() |
品名:カーネーション 属:ナデシコ科 ナデシコ属 開花期:5月頃 学名:ダイアンサス カリオフィルス 学名の由来:ダイオス=神ジュピター、 アンサス=花 ☆地中海沿岸が原産地で、古代ギリシャから鑑賞されるようになりました。 ☆冠飾りの花(Coronation flower)が変化してカーネーションと呼ばれます。 ☆原種の花は濃いビンク色で「インカルナシオン(ラテン語で肉色)」が語源です。 ☆1908年米国バージニア州のアンナ・ジャービス夫人のお母さんの命日である 5月9日にフィラデルフィアの教会で信者達に白いカーネーション(亡くなった人には 白、生きている人には赤い花という風習)を配った事から話題になりました。 |
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六 月 |
6月 初 夏 に 潤 う 2007年 | ||
1日(木) 衣替え(平安中期よりの宮中の更衣風習に由来) 初旬 中間テスト、体育祭 10日(日) 時の記念日(飛鳥京に水時計の設置日) 11日(月) 入梅 18日(月) 父の日 22日(金) 夏至 28日(木) 貿易記念日(安政5年徳川幕府欧米5ヶ国と友好通商条約締結) |
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旬の食べ物 | ![]() |
品名:胡瓜(きゅうり) 属:うり科 キュウリ属 旬の時期:6月〜8月 学名:ククミス サティプス 学名の由来:ククミス=壺型の容器 サティプス=耕作した ☆北インド原産で3,000年前から栽培されており、生食としては世界で最も 多く食されています。 我国には平安時代に渡来しました。 ☆初夏に黄色の花が咲くので「黄瓜」、つるがどんどん伸びるので「木瓜」 とも書かれます。 ☆90%以上が水分で体を冷す働きがあるので、暑気払いに最適です。 ☆体内のナトリウムを排出するカリウムが100g中に200mgも含まれています。 ☆胡瓜のぬか漬には生食に比してビタミンB1(糖質をエネルギーに変える酵素を たすける作用を持つ)は8倍になります。 |
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6月の花暦 | ![]() |
品名:紫陽花(アジサイ) 属:雪ノ下科 アジサイ属 開花期:6月〜7月中旬 学名:ハイドランジア マクロフィラ ノマリス 学名の由来:ハイドランジア=水容器 マクロフィラ=大葉 ノマリス=通常の ☆学名のギリシャ語で「ハイドロ=水+アンゲリオン=容器」は大量の水を吸収し、 蒸発させる性質から来ているとも言われます。 ☆和名の「あじさい」は「あつ=集」、「さい=さあい=真藍」から来ている のですが、青い花(実際はガク)が集まって咲く様を表したものです。 ☆花の色は酸性土壌では青色、アルカリ性土壌では赤色が強くなるようです。 |
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七 月 |
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7月 盛 夏 は じ け る 2007年 | |
1日(日) 海・山開き 7日(土) 七夕(織女・牽牛伝説とハタ織服の棚奉り風習が合体) 11日(水) 世界人口デー(1989年世界人口50億人突破) 初旬 期末テスト 15日(日) 中元(盂蘭盆会) 16日(祝) 海の日 20日(金) 土用 21日(土) 夏休み→ |
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旬の食べ物 | ![]() |
品名:鰻(うなぎ) 属:ウナギ目 ウナギ科 旬の時期: ☆「土用」は年に4回あり、立夏・立秋・立冬・立春の前18日間を言いますが 一般的には夏の土用が意識され、丑の日にうなぎを食べるのが習わしです。 これは江戸時代の学者「平賀源内」が、客足の途絶えた知り合いの鰻屋の 店先に「土用の丑の日」の看板を掲げ大繁盛したのが始まりと言われます。 ☆夏になると汗と共に、水に溶けやすく熱によって失われやすいビタミンB1が 体外に流出しやすくなり、B1を持っている鰻が補給源になると言われます。 ☆鰻の脂肪は不飽和脂肪酸で、エイコペンタエン酸も共にコレステロールを抑制します。 |
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7月の花暦 | ![]() |
品名:向日葵(ヒマワリ) 属:菊科 ヒマワリ属 開花期:7月〜9月 学名:ヘリアンサス アヌアス 由来:ヘリオス=太陽+アンサス=花 アヌアス=一年草 ☆北アメリカ原産で、16世紀に英国に伝わり「太陽の花」と呼ばれました。 ☆「ひまわり」の和名は花が太陽の動きに連れて回る事から付けられました。 ただし、花首の柔らかいつぼみの時だけとか、東のみとか条件により相違。 ☆種子は食用になり、また種子から採った油は石鹸塗料の原料になります。 畜産の盛んな地方では茎や葉は家畜の飼料として利用されます。 |
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八 月 |
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8月 ゆ く 夏 を 惜 し む 2007年 | |
1日(水) 水の日(8月は1年中で最も水使用量が多い月) 6日(月) 広島原爆忌 8日(水) お盆(盂蘭盆会) 15日(水) 終戦記念日(昭和20年日本無条件降伏、玉音放送) 16日(木) 京都五山送り火(大文字焼) 24日(金) 地蔵盆(子供の守り神地蔵菩薩の縁日) |
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旬の食べ物 | ![]() |
品名:西瓜(スイカ) 属:うり科 スイカ属 旬の時期:6月〜8月 学名:シトルラス ラナトス 由来:シトルラス=シトラス(ミカン)の縮小形 ラナトス=軟毛 ☆中央アフリカ地方原産でエジプトでは紀元前にすでに栽培されていました。 ☆我国には江戸時代の初期に渡来し、涼性の代表的食品として好まれます。 ☆暑くなると身体は体温を下げるために、汗を出し、熱を逃がそうとします。 汗は血液から作られているため、汗が多く流れるほど心臓に負担がかかり ます。 そうすると「動悸」「不眠」「健忘」などがおこりやすくなります。 夏バテを起こしやすい盛夏には利尿効果、冷し効果のある食品が有効です。 |
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8月の花暦 | ![]() |
品名:稲(いね) 属:稲科 イネ属 開花期:7月〜8月 学名:オリザ サティバ 由来:オリザ=アラビア語のエルズ(米)、サティバ=栽培 ☆まさに農耕民族としての我国の食生活の根幹を成すのが「稲」であり、 その実である「米」です。 ☆約2300年前、南方系先住民の縄文人とは違った、動乱期の中国大陸より 渡来した弥生人が我国に移住して来ました。 彼等は水稲栽培の発祥の地 と言われる長江の中・下流域から来た様で、水田稲作と金属器という新しい 生活技術を持ち込み、北九州・四国・中国地方に定住するようになりました。 ☆麦作が種母苗から30数粒収穫されるのに比して、稲作は300〜400倍に なると言われる、ハイリスク・ハイリターン作物で、永く我国経済の中心でした。 |
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九 月 |
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9月 秋 の お と ず れ 2006年 | |
1日(金) 2学期始業式 9日(土) 重陽の節句(一番大きな奇数である9が重なる日、菊花宴) 11日(月) 二百二十日(台風襲来特異日) 18日(祝) 敬老の日 中旬 体育大会 23日(祝) 秋分の日(お彼岸) 下旬 文化祭 |
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旬の食べ物 | ![]() |
品名:薩摩芋(サツマイモ) 属:ヒルガオ科 サツマイモ属 旬の時期:8月〜12月 学名:イポモエア パタタス 由来:イポモエア=サツマイモ属 パタタス=ポテトスのラテン語 ☆中央アメリカ原産で、紀元前3世紀には同地方で広く普及していました。 ☆イモ類ではジャガイモに次いで世界中で生産・消費される重要な食品です。 ☆我国には16世紀末、フィリピン→中国→琉球→薩摩→関東各地と定着して 行きましたが、現実にはそれ以前にも伝えられており、未だ主力作物として 採用されませんでした。 多分、我国への稲作の伝播定着も何世紀もかけて 試行錯誤の上、導入・定着されたのではないかと推察されます。 ☆ビタミンCを多く含み、しかも煮たり焼いたりしても70%近くが残ると言われて います。 食物繊維を多く含み、白い樹脂液のヤラピンは便を軟らかくします。 |
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9月の花暦 | ![]() |
品名:彼岸花(ヒガンバナ) 属:彼岸花科 ヒガンバナ属 開花期:9月中旬〜末 学名:リコリス ラディアタ 由来:リコリス=海の女神リコリス ラディアタ=放射状の舌状 ☆原産地は中国で、別名「曼珠紗華マンジュシャゲ=天上の花」と呼ばれます。 ☆ちょうど秋のお彼岸の頃に突然茎が伸びてきて鮮やかな花を咲かせます。 ☆田んぼのあぜ道や土手に多く植えられているのを見かけますが、これは 根のところに「リコリン」という毒があり、野ネズミ等の土中侵入を防ぎます。 |
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十 月 |
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10月 澄 み わ た る 秋 2006年 | |
2日(月) 衣替え 上旬 運動会、秋の遠足 6日(金) 中秋の名月(旧暦8月15日) 9日(祝) 体育の日 15日(日) 下元(親に贈り物をする風習) 中旬 中間テスト 22日(日) 時代祭(長岡京から京都遷都) 下旬 遠足 31日(火) ハロウィンデー(万聖節) |
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旬の食べ物 | ![]() |
品名:秋刀魚(さんま) 属:ダツ目 サンマ科 旬の時期:10月〜11月 ☆夏にはオホーツク海、冬には沖縄近海を大群で回遊する1年魚です。 ☆秋になると産卵のため、本州の太平洋岸を親潮にのって南下し、油が のって来ますが、実際の漁獲は、それ以前に北海道で大半揚げられます。 ☆魚の中でも秋刀魚はEPA(エイコサペンタエン酸)やDHA(ドコサヘキサエン酸)が多く 含まれており、これらの成分は血液をサラサラにしたり、悪玉コレステロールを 減らす効果があります。 また牛肉より多くのビタミンAを含んでいます。 |
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10月の花暦 | ![]() |
品名:金木犀(キンモクセイ) 属:木犀科 モクセイ属 開花期:9月末〜10月中旬 学名:オスマンサス フラグランス 由来:オスメ=香り アンサス=花 フラグランス=芳香 ☆中国南部の桂林地方原産。 中国語で「桂」は「木犀」のことを指し、「桂林」 という地名も「木犀の木」が多くあることに由来します。 ☆我国には江戸時代初期に渡来しました。 ☆9月下旬頃、突然街中が金木犀の甘い香りに包まれ、「味覚の秋」が意識 されます。 香りでは「春の沈丁花」、「夏のクチナシ」に並びます。 |
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十 一 月 |
11月 深 ま る 秋 2006年 | ||
3日(祝) 文化の日(昭和21年新憲法公布日) 7日(火) 立冬 初旬 授業参観 9日(木) 太陽暦採用記念日(明治5年太陰暦→太陽暦) 15日(水) 七五三(男3.・5、女3・7才) 23日(祝) 勤労感謝の日(新嘗祭=本年の新穀に感謝し、翌年の種穀を残す風習) |
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旬の食べ物 | ![]() |
品名:葡萄(ぶどう) 属:葡萄科 ブドウ属 旬の時期:9月〜11月 学名:ビティス ビニフェラ 由来:ビティス=ビィタ(生命) ビニフェラ=ブドウ酒を生む ☆ペルシャ地方原産。 我国には鎌倉時代初期に中国より渡来しました。 ☆我国では生食用が90%ですが、世界ではワイン用が70%を占めます。 ☆品種改良により多数の品種が栽培されており、我国ではデラウェア、キャンベル マスカット、甲州、巨砲等で、果実色も赤系・黒系・白系と多様に開発されます。 ☆ポリフェノールを多く含んでおり、抗酸化作用が活性酸素を除去します。 |
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11月の花暦 | ![]() |
品名:楓(カエデ)・紅葉(モミジ) 属:かえで科 カエデ属 紅葉期:11月 学名:エイサア パルマタム 学名の由来:エイサア=裂ける パルマタム=手の平状の ☆カエデとモミジの違いは植物学上は同じですが、カエデの中で特に紅葉の美し い種類をモミジと呼ぶ説、葉の切れ込みの深さで呼び分ける説があります。 ☆「かえで」の語源は葉の様子で水かきの浅い「かえる手」から転じました。 ☆「公孫樹」とともに秋になると葉が色づく代表種として有名ですが、この訳 は気温が低くなり冬が近付くと、葉を落とす準備のため、葉と枝の間に仕切 を作り、葉で光合成された糖分が葉に蓄積され、緑色の色素(クロロフィル)中 の赤色の色素(アントシアン)が出てくる為です。(公孫樹は黄色のカロチノイド) |
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十 二 月 |
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12月 せ ま り 来 る 冬 2006年 | |
8日(金) 針供養、御事納め(農事終了) 15日(金) 年賀郵便特別扱い開始 22日(金) 冬至、3学期終業式 → 冬休み 23日(祝) 天皇誕生日 24日(日) クリスマスイヴ 28日(木) 官庁御用納め 24日(日) 大晦日、除夜の鐘(108の煩悩を打消す宗教行事) |
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旬の食べ物 | ![]() |
品名:蘿蔔(スズシロ・大根) 属:油菜科 ダイコン属 旬の時期:12月〜3月 学名:ラフアナス サテイプス 由来:ラフアナス=早く割れる サティプス=栽培 ☆スズシロは大根の昔の呼び名で、春の七草(セリ・ナズナ・ゴギョウ・ハコベラ・ スズナ・スズシロ)のひとつです。 ☆中央アジアから地中海地方が原産地で、中国経由で我国に渡来しました。 ☆大根は日本人が最も多く食べている野菜で、古来より薬用として多く利用 されました。 葉に多く含まれるビタミンCは副腎皮質ホルモン(コラーゲン)の合成 を促し、スキンケアに有効です。 大根のしぼり汁には消化酵素のジアスターゼ、 発ガン物質分解酵素オキシターゼ等も含まれます。 |
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12月の花暦 | ![]() |
品名:ポインセチア 属:灯台草科 ユーフォルピア属 開花期:11月〜12月 学名:ユーフォルピア パルチェリマ 由来:ユーフォルピア=モーリタニア王侍医の名 パルチェリマ=非常に美しい ☆中南米地方原産で19世紀になって園芸種として世界に広まりました。 ☆メキシコ駐在米国大使ロバート・ポインセット氏が広めたのでポインセチアと命名。 ☆寒い冬の時季にこれ程色鮮やかな赤と緑を持つ植物は貴少で、急速に 世界中に広まりました。 赤い部分は苞と呼ばれる葉が変化したものです。 |
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上表には「季節行事」および、「季節の食べ物」「季節の花」を各1点、合計24点のみ掲載しましたが、 我国の自然と大地がもたらしてくれる「季節の贈り物」は数え切れないほど豊かにあります。 そして、その贈り物は「我国の自然がもたらした固有の物」、「人の手を通じて海外より移入された物」 、さらには「我国独自に加工・改良された物」など様々あり、各々が棲み易い中に位置します。 私達人類の生活もまた、住まう位置の自然に育まれて、何世代もの間「生」を受継いできたことも確か な事実です。 「生命の歴史、地球の奇跡」で記しましたとおり、「生」そのものが奇跡的条件によって誕生し、 存続して来た事実があります。 さらに環境の変化に合わせて進化して来た事実もあります。
なんとも美しい四季があります。 そして、その自然に育まれた滋味豊かな食べ物が並んでいます。 しかも、上表の10倍を超える誌面があっても掲載しきれない「季節の行事・食べ物・花」が、今現在の 我国にもふんだんに存在すると言うことです。 もちろん我国の内部にも「食糧供給・消費」を中心とした構造的な欠陥もあります。 「都市集中」と、 反面の「生産地の過疎化」は食糧自給率の低下のみならず、国土の保全の面でも悪化しています。 一方、都市に移転した人たちの方にも健康面での障害と考えられる事象が出てきております。 それはもちろん、地域のネットワークや生活のテンポ、或いは生活の手段といった、どちらかと言うと 精神的な違和感のストレスによるところも多いでしょう。 しかし、身体の異常という現象を見る場合、 やはり身体そのものを、そして、身体を造る源である食べ物をもう一度見直してみる作業も大切な事と 思われます。
食べ物や花の多くは海外より渡来したものです。 そうだとすると米を筆頭にして何も食べるものが無くな るではないかという疑問が起きます。 古の時代、移入当時は当然このような事象はあったと思われます 。 米も当初は陸稲の亜熱帯ジャポニカ米が席捲しており、水稲栽培されたのはずっと先のことであった と言う事からすると、風土に定着するには数世紀もの試行錯誤が必要であったという経過があります。 また「薩摩芋」でも同じくです。 多分、大部分の動植物の移入には同様の経過をたどったのでしょう。 そうして長時間を要して地域の風土に溶け込み(ただし、大部分が適応不良として消えていったと推察 されます)、人や自然と共に進化して次世代の風土に受継ぎながら、次第に「地域独自の生体」を形作っ て来たのではないかと思われます。 世代を超えた長い時間が「人と大地」を、そして「大地を土壌と して生育した植物」を融合させて、調和のとれた世界を現出しているものと思われます。 現代社会に棲む私達が、その様な世界にとどまる事が出来ないとするならば、せめて次世代の為にも 、自分の為にも「国単位の地産地消」を心がけてはいかがでしょうか?
ていました。 自然が与える厳しさを耐える代わりに、自然が与えてくれる恵みも精一杯享受しようと いう態度が見受けられました。 そこにはある意味で「万物の時」が現代よりももっと鮮明に見えたの でしょう。 見て・触れて・嗅いで・味わって、生命力が最も充実した時を理解したのでしょう。
事です。 産地近くに住まいし、「旬」のものを満喫したいとは思ってはいても、いったんつかんだ近代 文明は手放したくないと言うのは、大部分の人達の態度でしょう。 そうだとするならば、現在の生活の 中で最低線は何なのか? そしてサプリメントに限らず、口にする物全てを含めて、それを補うものは 何なのか?を各個人の立場で見直してみる自己分析の態度が求められる時期が来ているように思われ ます。 |
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